使用する問題集;ボトムアップ問題集
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使用する問題集;トップダウン問題集
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浪人・再受験生の基本スケジュール
一般的な難関大学を受験する場合
4月〜6月末:『エクセル物理』の基本問題までが対象。3ヶ月完成。
7月〜8月末:『エクセル物理』の発展問題、総合問題までが対象。2ヶ月完成。
9月〜11月末:『名問の森』の全約140問が対象。3ヶ月完成。1.5ヶ月で1周ペース。1日3問、1問20分ペース、1日1時間
12月〜:『エクセル物理』『名問の森』を復習しつつ、過去問演習へ
※余裕があれば『物理の良問問題集』を追加します。
一部の最難関大学を受験する場合
※東大理Ⅲ、京大医学部、阪大医学部、慶應医学部を想定
4月〜6月末:『エクセル物理』の完成(すでに一定問題は解ける状態で4月を迎えている前提)
7月〜8月末:『名問の森』の全約140問が対象。2ヶ月完成。1ヶ月で1周ペース。1日5問、1問20分ペース、1日2時間
9月〜11月末:『難問題の系統とその解き方』の例題約120問が対象。3ヶ月完成。1.5ヶ月で1周ペース。1日3問、1問20分ペース、1日1時間
高3生のスケジュール
4月〜6月末:『エクセル物理』の基本問題までが対象。3ヶ月完成。
7月〜8月末:『エクセル物理』の発展問題、総合問題までが対象。2ヶ月完成。
9月〜11月末:『名問の森』の全約140問が対象。3ヶ月完成。1.5ヶ月で1周ペース。1日3問、1問20分ペース、1日1時間
12月〜:『エクセル物理』『名問の森』を復習しつつ、過去問演習へ
※余裕があれば『物理の良問問題集』を追加します。
高2生のスケジュール
高2は、次の2パターンのどちらかのケースが多いです。
・化学基礎、生物発展 or 物理発展
・化学発展、生物基礎 or 物理基礎
基礎科目は、定期テスト対策期間に学校指定の教科書傍用問題集をやっておけばOKです。あまり時間はかけず、その分を英語と数学にかけたほうがよいでしょう。
また、選択しない理科科目にはできるだけ時間をかけないほうがよいので、早めに理科選択してしまいましょう。
高1生のスケジュール
高1は、次の2パターンのどちらかのケースが多いです。
・化学基礎のみ
・生物基礎&物理基礎
基礎科目は、定期テスト対策期間に学校指定の教科書傍用問題集をやっておけばOKです。あまり時間はかけず、その分を英語と数学にかけたほうがよいでしょう。
また、選択しない理科科目にはできるだけ時間をかけないほうがベターです。早めに理科選択は決めてしまいましょう。
物理の特徴
やるべき問題集は決まっている
英語は小さな知識の積み上げで成績が伸びるので、感覚的に成績の伸びを感じにくいです。結果、どの教材が良いのかが感覚的にわかにくく、「前から使われているから」という理由で、大昔から使われている教材がそのまま使われることがあります。
一方、物理のように、左脳で論理を積み上げ、出来ない状態と出来るようになった状態との境目がわかりやすい教科では、どの問題集をやるべきかという評判が、実際に良いものであることが多いです。つまり、やるべき問題集が限られているという点が物理の良い点です。
王道の問題集に載っている問題が確実にできるようになることが受験における定石です。
マスターすれば高得点が可能。ハイリスク・ハイリターン
確かに物理はやるべき問題集が決まっているのですが、どうしても「わからない」の壁を越えられない人がいます。そうなったら結構厳しくなりますので、物理選択が不安な生徒は生物選択にすることを推奨します。
物理はマスターすれば高得点が可能ですので、一部の最難関大学(東大理Ⅲ、京大医学部、阪大医学部、慶應医学部)では物理選択が必須でしょう。一方、それ以外の大学であれば物理選択はリスク要素の方が大きいですので、積極的に生物選択することも推奨します。
生物選択は暗記中心のため大きく点数を落とすことがないですし、応用問題ではそこまで差がつかない&対策方法が不明瞭なので典型問題を中心に解くことになります。よって、実は対策に一番時間をかけず、固く合格点を取ることができる科目でもあるのです。
複雑な事象を原理原則に則って分解していく
物理はどんなに複雑な事象でも、それは典型問題のシチュエーションを複数組み合わせただけです。よって、いかにそれを”解きほぐす”ことができるかが、難しい問題にも対処できるかの鍵となります。
典型問題を網羅的に解いたら、そこからは解説の詳しい標準〜難関レベルの問題を解き、どんな複雑な問題でも対処できるようになってください。