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【決定版】生物の勉強方法とスケジュール

使用する問題集;ボトムアップ問題集

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エクセル生物

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『エクセル生物』の使い方とレベル

使用する問題集;トップダウン問題集

生物の良問問題集

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『生物の良問問題集』の使い方とレベル

浪人・再受験生の基本スケジュール

4月〜6月末『エクセル生物』の基本問題、発展問題Aまでの300問が対象。3ヶ月完成。1.5ヶ月で1周ペース。1日6問、1問10分、1日合計1時間。

7月〜8月末『エクセル生物』の発展問題B、論述特講、作図特講の140問が対象。2ヶ月完成。1ヶ月で1周ペース。1日5問、1問15分ペース、1日1時間。

9月〜11月末『生物の良問問題集』の約300問が対象。3ヶ月完成。1.5ヶ月で1周ペース。1日6問、1問10分ペース、1日1時間。

12月〜:状況次第で変動

高3生のスケジュール

4月〜6月末『エクセル生物』の基本問題、発展問題Aまでの300問が対象。3ヶ月完成。1.5ヶ月で1周ペース。1日6問、1問10分、1日合計1時間。

7月〜8月末『エクセル生物』の発展問題B、論述特講、作図特講の140問が対象。2ヶ月完成。1ヶ月で1周ペース。1日5問、1問15分ペース、1日1時間。

9月〜11月末『生物の良問問題集』の約300問が対象。3ヶ月完成。1.5ヶ月で1周ペース。1日6問、1問10分ペース、1日1時間。

12月〜:状況次第で変動

高2生のスケジュール

高2は、次の2パターンのどちらかのケースが多いです。

・化学基礎、生物発展 or 物理発展
・化学発展、生物基礎 or 物理基礎

基礎科目は、定期テスト対策期間に学校指定の教科書傍用問題集をやっておけばOKです。あまり時間はかけず、その分を英語と数学にかけたほうがよいでしょう。

また、選択しない理科科目にはできるだけ時間をかけないほうがよいので、早めに理科選択してしまいましょう。

高1生のスケジュール

高1は、次の2パターンのどちらかのケースが多いです。

・化学基礎のみ
・生物基礎&物理基礎

基礎科目は、定期テスト対策期間に学校指定の教科書傍用問題集をやっておけばOKです。あまり時間はかけず、その分を英語と数学にかけたほうがよいでしょう。

また、選択しない理科科目にはできるだけ時間をかけないほうがベターです。早めに理科選択は決めてしまいましょう。

生物の特徴

応用・論理問題では大きな差はつかない

生物は、応用問題や論理問題では大きな差はつきません。若干差はつきますが、もはや論理問題と化しているため対策のしようがないというのも正直なところです。

生物選択をするのは、典型問題さえ確実に得点できれば合格点に達する大学と言えます。そのような大学は実は多く、多くの国公立医学部も『エクセル化学』のみで対応できます。

「対策すべき問題」の輪郭が曖昧

生物は用語などの単純知識、よく問われる典型問題は明確に存在しているのですが、一定レベル以上の問題となるとほとんど同じ問題は出題されなくなります。よって、どこまで知識としてストックしたらよいのかの輪郭が曖昧になりがちです。

よって、先述の通り、単純知識と典型問題さえできれば対応できる大学を選択する際に生物を選択しましょう。その分、物理よりもやるべきことが限られるため、負担も少ないという大きなメリットが実は生物にはあるのです。

物理はハイリスク

物理は一度深く理解してしまえば高得点を安定的に取れるのですが、一方で理解できないままでは難しくなった瞬間に全く太刀打ちできなくなってしまうリスクも抱えています。できない生徒は「どう考えてもわからない」という状態に陥ってしまうこともしばしばです。

一方、生物は暗記したらよいので、そこに「理解できない」という概念はほとんど入ってきません(遺伝など一部分野を除く)。よって、基本的には生物選択を推奨し、一部の難関大学を目指す生徒や、明らかに地頭の良い生徒には物理選択を推奨しています。

私立医学部では明らかに生物選択有利な大学も

私立医学部の場合、物理と生物の過去問を比較して明らかに生物選択が有利な大学も存在します。「医学部は難易度が高い=物理選択」と安易に考える人が多いですが、実は逆で、生物選択のほうが有利になるケースが多いことは念頭に置いておくとよいでしょう。