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【決定版】医学部参考書|生物おすすめ参考書・問題集

医学部参考書|わかりやすい参考書

・チャート式 新生物

チャート式シリーズ 新生物 生物基礎・生物
数研出版
売り上げランキング: 16,557

『チャート式 新生物』をおすすめする理由

①写真付きで詳しいのに、教科書範囲を少し超える程度

本書の最大の特徴は、写真付きで詳しいという点です。過去問でわからないことが出ても、本書を紐解けば絶対にわかります。逆に、本書に載っていない知識が過去問に出たら、それは捨て問だと判断できます。

私立医学部は細かすぎる知識を問うてきたりしますが、すべて覚えなければならないわけではありません。この手の資料集的な教材は教科書範囲を大きく超えて詳しすぎることがあり、そのせいでどこまで覚えたらいいのかの境界線が曖昧になり、無駄に多くの用語を覚えようとしてしまう危険性があります。医学部受験においてもっとも重要なのは教科書で、教科書を超える内容はすべて捨てても十分合格点が来ます。本書は教科書を少し超える程度なので非常に使い勝手がいいです。「教科書では省略されてしまった図解・写真が載っている教材」と捉えましょう。

②紙面が見やすい

一般的な資料集は紙面がごちゃごちゃとしていて雑多なのに対し、本書は非常にまとまりがよいです。読んでいてストレスがないため、本書を推奨します。

これでもOK!

・大森徹の最強講義126講 生物

・生物合格77講【完全版】

・日本一詳しい 大学入試完全網羅 生物基礎・生物のすべて

これらでもよいのですが、①教科書を大きく逸脱している、②写真がない(イラストのみ)、③紙面が見にくい、④カラフルでない(2色刷りが多い)、という点から『チャート式 新生物』を追加購入したほうがよいでしょう。

・エクセル生物

エクセル生物―総合版
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実教出版株式会社
実教出版
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『エクセル生物』をおすすめする理由

①教科書傍用問題集の中でもっとも網羅性が高く、解説もわかりやすい

国公立医学部も私立医学部も教科書を超える範囲までは勉強する必要がなく、とにかく教科書範囲で典型問題が網羅的に解けるようにしたらよいです。すなわち教科書傍用問題集を完璧に仕上げることが目標で、本書はその中でももっとも網羅性が高いことが特徴です。また、教科書傍用問題集は学校の先生以外、市販で購入すると解説がついてこないのですが、エクセルシリーズだけは市販でも解説がついてきます。

②用語確認から応用問題まで幅広く対応

エクセルシリーズはまず、「WarmingUp」というコンテンツで用語確認を行うことができます。これが非常に評判で、基礎から固められます。基本問題⇒発展問題A⇒発展問題B と、どんどんレベルを上げていくことができます。生物の応用問題(=考察問題)は無限に問題パターンが作れるため、数多く解いてもきりがないのですが、本書を通して応用問題を解き、教科書に戻って「どこまでが知っていないといけない知識で、どこからがその場で考えることなのか」の境界線を見極めていくと、応用問題は非常に解きやすくなります。

『エクセル生物』は基本問題までやって全統記述模試で偏差値55、発展問題Aで偏差値65、発展問題Bで偏差値67.5が取得可能で、医学部受験生は本書1冊を極めれば偏差値ボーダーを超えられます。『エクセル生物』と教科書が、医学部受験生にとっての主軸教材となります。

これでもOK!

・生物問題集 合格177問【入試必修編】

・理系標準問題集 生物

上記の問題集も良いですが、掲載問題は約160問です。一方、『エクセル生物』は437問載っており、一冊で用語確認から考察問題までカバーできるため、基本的には『エクセル生物』を推奨しています。

・生物の良問問題集

『生物の良問問題集』をおすすめする理由

①過去問ベースで様々なテーマの問題をカバー

『エクセル生物』で典型問題をひと通り勉強したら過去問に入ってOKですが、偏差値70以上を目指す人は『生物の良問問題集』まで入りましょう。一般的にこの手の問題は「レベルの高い問題を少数集めた問題集」が多く、やったはいいものの何を得たかよくわからない、ただ難しい問題を解いただけ、という状態に陥りがちです。その点本書は、基本レベルの問題から過去問ベースで作られており、さらに網羅的によく出題されるテーマを扱っているので非常に穴が埋まります。過去問演習の代わりに本書を使ってもいいくらいです。本書を完成させることで偏差値70オーバー必至です。教科書を併用し、本書を通して教科書の内容を完璧にしましょう。

②287問も掲載

類書が160問収録に対し、本書には287問掲載されています。掲載数が多いと大変と感じるかもしれませんが、頻出テーマを網羅しようとするとこれくらいになります。それに、網羅的に勉強した方が点数は上げやすく、入試本番で苦労するより、勉強過程で苦労したほうがよいでしょう。

これでもOK!

・大森徹の最強問題集159問 生物

こちらでもOKです。問題の網羅性でいうと『生物の良問問題集』に軍配が上がるため、残り時間や他教科とのバランスを見て選びましょう。