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正しい「モチベーション観」とは?

東大・京大・一橋・医学部生の「モチベーション」に対する認識とは?

モチベーションというものをどのようなものだと認識し、どう捉えているかということを「モチベーション観」と呼びます。

このモチベーション観が、東大をはじめとする難関大生と、一般的な高校生との間に大きな格差があることが、松濤舎の調査でわかりました。

難関大生のモチベーション観を知り、自分の感覚をそちらに擦り合わせることによって行動を変え、成績を比較的に向上させることができます。

考えること自体がしんどいもの

難関大生は、そもそもモチベーションのことを考えることそのものが面倒でしんどいもの、といった認識を持っています。

モチベーションが上がらないことが苦痛なのではなく、

「モチベーションが上がらない、どうしたらいいだろう」
「今日も勉強のやる気がおきない、自分はダメだな」

と、罪悪感を感じること自体をストレスだと感じているのです。

人は自己憐憫を心地よく感じることがあります。自己嫌悪が、やさぐれた気持ちを癒やしてくれる効果があるのです。誰かから慰めの言葉をかけてもらえるかもしれませんし。

しかし、不健全な心地よさはいつかは破綻します。自己嫌悪というストレスを回避し、モチベーションを意識しなくていいようにしているのが難関大生の特徴です。

では、モチベーションを意識しないとはどういうことでしょうか?

アンコントローラブルで不安定なもの

難関大生は、モチベーションのことを考えることはストレスだけど、勉強はしないといけないと思っています。つまり、モチベーションというものを意識しなくても勉強が継続するように工夫しているということです。

例えば、学校が終わったらそのまま自習室に行って、何時まで勉強したら家に帰って寝ることをルーティンにしていたり、です。

根底には、モチベーションはアンコントローラブルで、しかも不安定なものだという認識があります。制御不能で、しかもランダムに下がることがわかっているものを意識しても、意味がありません。

工夫すべきだが、出ないときは出ないもの

難関大生も、勉強が手に付かないときはあります。対策として、さまざまな工夫はしているようでした。しかし、工夫自体は、世間的によくあるものばかりでした(オープンキャンパスに行く、目標を壁に貼る、など)

面白いのは、やる気がないからといって自己嫌悪には陥らず、出ないときは出ないと割り切り、勉強を切り上げたり息抜きをしたりしていた点です。

なぜこれができるかというと、気分が乗らないことがあることを見越し、普段から余裕を持って勉強時間を確保しているからです。

あまり勉強していない人ほど、モチベーションが下がって勉強できないことに焦りを感じるのですが、普段からモチベーションのことを考えずに淡々と勉強している人ほど、余裕を持って勉強時間を確保してきた意識があるので、気分が乗らなくても自己嫌悪を感じることなく、勉強から離れることができるのです。

自分の成長に注目すると継続しやすいもの

難関大生の工夫で多かったのは「昨日との自分」と比較です。昨日の自分と比較して、一つでも多く知識が増えていることを喜びと感じていました。

ちなみに、人は一度見聞きしたものは頭の中のどこかに存在しており、「忘れた」というのはあくまでも脳の中を検索できないだけであって、情報が消去されたわけでないという説が有力です。また、あえて期間を置き、忘れてから覚え直した方が長期記憶につながることが、科学的に知られています。

つまり、今日、1単語でも目にしたのなら、今日の自分は昨日の自分より確実に成長しているのです。こうしたことに目を向けると、比較的勉強が継続しやすいようです。

そもそも成績が悪ければ上がらないもの

最後に。難関大生は、成績が悪ければ、モチベーションなど上がるはずがないとも考えています。やる気が起きないのであれば、成績を上げることに集中しましょう。

成績アップは唯一の処方箋であり、万能薬でもあります。

一番よくないのは、モチベーションというアンコントローラブルものばかりに目が向き、それをどうにかしようと思って無為に時間を使い、勉強せず、成績も上がっていないという状況です。

そんな状況から抜け出せていない人は非常に多いのではないでしょうか?

まとめ:モチベーションのことを考えているうちはモチベーションは上がらない、という逆説的な真実

難関大生に共通していたのは、モチベーションはアンコントローラブルで不安定なものだから、モチベーションというものを考えなくても勉強が継続するようにしていたという点です。

モチベーションのことを考えないことが、継続的に勉強する秘訣ということですね。

注意すべきは、モチベーションを考えないことが、モチベーションを”上げる”わけではない、ということです。モチベーションを考えないことが、”継続的な勉強に繋がっている”というだけです。

継続的に勉強している人を見て「あの人はモチベーションが高い」と周りの人は思うかも知れませんが、実態は、モチベーションという概念から離れ、離れることによって気分に左右されず勉強できているのです。

モチベーションという感情とどう付き合っていくか、それをマネージしようと考えた時点で、勝ち目のない相手と戦ってしまっているということです。これを機に、モチベーションという感覚に振り回されず、継続的に勉強できる状況を作ってみてください。

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