医学部共通テスト対策|リスニングはどんな試験か?
共通テストの第1回が2021年1月に施行されましたが、センター試験とはどう変わったのでしょうか? また、2回行われた試行調査との違いは何だったのでしょうか?
まずはこちらの記事で確認しましょう。
その上で、医学部受験生がどう対策したいいかまとめました。
医学部共通テスト対策|個別試験対策が、リスニング対策を内包する
国公立医学部受験生は、個別試験の英語対策として長文対策をメインに据えるのが定石です。
長文対策は、3本の大きな柱+1本の小さな柱からなります。
1)語彙量
2)多読多聴
3)問題を解くための読み方習得
+α)文法
この中で、共通テスト英語リスニング対策に繋がっているのが1)語彙量と、2)多読多聴です。
医学部共通テスト対策|語彙量はシス単で十分
共通テスト英語リーディング問題も、CEFRのA1~B1レベル相当(英検3級合格〜準1級合格未満)までしか出題されず、シス単で対応できます。よってリスニングもシス単で対応可能です。
医学部共通テスト対策|個別試験向けの多読多聴で、リスニング対策は万全
国公立医学部の英語は長文問題がもっとも大きな配点を占めます。その対策として多読多聴が有効なのですが、ここでリスニングを行います。
もともとセンター試験のようにリスニングの配点が低いときでも多読多聴を推奨していたのですが、共通テストのリスニングのように配点比率が高くなると余計に多読多聴が効いてきます。
純粋に、個別試験の英語長文対策としてリスニング(と、同時に英語を読み上げるパラレルリーディング)を行うことが、結果として共通テスト対策になっているので、本当に無駄がありません。
松濤舎では、速読シリーズを使って多読多聴を行っています。
本格的な対策は12月以降でOK
個別試験向けの勉強をしていれば、第3回全統記述模試で偏差値65以上を取得することが可能で、それに伴ってリーディングでは9割以上、リスニングも8.5割以上が取得可能になります。
さらに高得点を目指したい場合は、リーディング自体の成績も上げないといけないので、シス単の派生語まで覚えたり、長文読解量を増やすことで、結果としてリーディングとリスニングの点数が両方上がっていきます。