
医学部共通テスト対策|共通テスト化学はどのような試験か?
第1回共通テストが2021年1月に施行されましたが、試験内容はどんなものだったのでしょうか?
まずはこちらの記事で、共通テスト化学がどんな試験だったのか、試行調査・センター試験との違いを比較しながら理解しましょう。
その上で、医学部受験生がどう対策すべきかまとめました。
医学部共通テスト対策|個別試験対策が共通テスト対策を内包する
国公立医学部受験生は、個別試験に向けて化学の勉強をしていれば共通テスト対策は内包されます。
よって、とにかく個別試験に向けて勉強を進め、記述模試の偏差値を気にしながら進めたらOKです。
医学部共通テスト対策|個別試験対策で偏差値65なら共通テストで8割取得可能
第三回全統記述模試(河合塾)で偏差値65を取ると、共通テストで8割取得可能です。
少し低めなのは、松濤舎でのカリキュラムだと記述模試の化学で偏差値75前後出るからです。だいたい偏差値75で共通テスト9割取得可能といった関係になっています。
医学部共通テスト対策|医学部受験生は典型問題を網羅しよう
個別試験の対策は、とにかく典型問題を網羅することです。国公立医学部は教科書外からは出題されないため、教科書傍用問題集を徹底することがもっとも効率的な対策となります。
松濤舎では『エクセル化学』で典型問題を網羅することを推奨しています。『セミナー化学』『センサー化学』『リードα』などを持っていても、『エクセル化学』をすることをおすすめします。
発展問題までやれば、偏差値70弱まで取得可能で、共通テストで9割弱まで取得可能です。
医学部共通テスト対策|化学は、演習の積み上げより問題集の復習を
理科は演習しても点数はほぼ伸びません。問題集の復習を優先し、解ける問題を増やすことでしか共通テストの点数を伸ばせません。
一方、英語・数学・国語は共通テスト独特の出題形式に合わせた対策が必要で、それだけで点数を伸ばすことができます。
よって、化学はとにかく個別試験対策を進めたらOKです。年間約4回受験する共通テスト模試を踏まえ、足りなければ12月以降に演習を重ね、記述模試の偏差値から算定される「取りうる上限得点」まで持っていきましょう。
「【決定版】医学部共通テスト|化学の対策」に関するQ&A
- 医学部共通テストの化学試験はどのような内容ですか?
- 医学部共通テストの化学試験は、2021年に初めて実施され、センター試験とは異なる形式が導入されています。試験内容は、基礎的な化学知識から応用問題まで幅広く出題されるため、対策が必要です。
- 共通テスト対策にはどのような勉強法が効果的ですか?
- 共通テスト対策では、個別試験の勉強を進めることが重要です。特に、記述模試での偏差値を意識しながら、典型問題を網羅することで、共通テストでも高得点を狙えます。
- 偏差値65を取るための具体的な勉強法は?
- 偏差値65を目指すためには、松濤舎のカリキュラムに従い、記述模試で偏差値75を目指すことが推奨されます。これにより、共通テストで8割以上の得点が期待できます。
- 典型問題を網羅するための参考書は何ですか?
- 典型問題を網羅するためには、『エクセル化学』が特に推奨されます。この参考書は、教科書外からの出題がない国公立医学部において、効率的な対策を提供します。
- 化学の演習と問題集の復習、どちらが重要ですか?
- 化学の勉強では、演習よりも問題集の復習が重要です。解ける問題を増やすことで、共通テストの得点を効果的に伸ばすことができます。
- 共通テスト模試はどのように活用すべきですか?
- 共通テスト模試は年間約4回受験し、結果を基に自分の実力を把握することが重要です。模試結果を参考に、必要な演習を行い、得点を向上させましょう。
- 医学部受験生が化学を学ぶ際の注意点は?
- 医学部受験生は、教科書傍用問題集を徹底的に活用することが求められます。教科書外からの出題がないため、基礎をしっかり固めることが合格への近道です。
- 共通テスト化学の出題形式に特徴はありますか?
- 共通テスト化学の出題形式は、センター試験とは異なり、より実践的な問題が多く含まれています。特に、思考力を問う問題が増えているため、対策が必要です。
- 医学部受験における化学の重要性は?
- 医学部受験において化学は、他の科目と同様に重要な位置を占めています。特に、基礎知識をしっかりと身につけることで、他の科目との相乗効果が期待できます。
- 松濤舎の指導方針はどのようなものですか?
- 松濤舎の指導方針は、集団講義を行わず、個別指導を重視することで、受験生一人ひとりのニーズに応じた最適な学習法を提供しています。これにより、多くの合格者を輩出しています。