私立医学部は3教科4科目
私立医学部の個別試験は、3教科4科目のところが多いです。つまり、国公立医学部の個別試験とほぼ同じと考えてOKです。
国公立医学部の偏差値ボーダーはボリュームゾーンが65で、私立医学部も同じくボリュームゾーンが65なのですが、私立医学部の場合は併願できるという意味で難易度が下がり、国公立医学部の場合は共通テストで8割以上取るというハードルや、そのために国社にも時間を割かないといけない上で偏差値65を取らないといけないという難しさから、一般的に私立医学部よりも国公立医学部のほうが2周りくらい難しいです。
とはいえ、国公立医学部と私立医学部で分けて考える必要はなく、対策は似通ったものになります。
私立医学部の科目数が少ない大学|理科1科目
東海大学と兵庫医科大学は、理科1科目でよいという特徴があります。
私立医学部の科目数が少ない大学|3科目選択
帝京大学は、英語必須で、数学1A2B、化学、物理、生物、国語から2科目選択をするという大学です。科目数が少ない上に数学は1A2Bのみでよく、負担が少ないです。3日程受験ができるという意味でもチャンスは広く開かれている大学と言えます。
私立医学部の共通テスト利用
私立医学部で共通テスト利用枠は若干存在しますが、ボーダー得点率は高く、そのために共通テストを勉強するというより国公立医学部受験生が保険として出願するものなので、ここでは私立医学部の共通テスト利用枠の科目数については考えません。
私立医学部の受験科目まとめ
国公立医学部の方が個別試験の科目数はバリエーションに富んでおり、色々と調べて出願する必要がありました。
一方、私立医学部の場合は科目数はほぼ3教科4科目ですので、大事なのは過去問研究して、必要な知識を補うこと、解き方を固めておくこと、などです。