[推奨]松濤舎の指定問題集です。
【決定版】数学の勉強方法と年間スケジュール
難関大学受験生向けに数学の勉強方法と年間スケジュールをまとめました。参考にしてみてください。
『新数学演習』の前にやるべきこと
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『1対1対応の演習』と『スタンダード』シリーズはどちらかやればOKです。出版社が公式発表しているように、レベルはほぼ同じだからです。時間のある現役生は『1対1対応の演習』、時間のない浪人生は『スタンダード』シリーズをやりましょう。
『新数学演習』に関する前提
『新数学演習』は、本番で7割取れたらいいところを、9割取得を目指すための問題集だと思ってください。
入試本番において『新数学演習』に掲載されているような問題が出題されたら、捨てても問題ないでしょう。この問題集をやらなかったことが不合格の原因だったのであれば、他教科でもっと点数を伸ばせなかったことが根本的な原因と考えてもよいです。
『新数学演習』で求められる考え方は、出題頻度自体はとても低いです。もっとも出題頻度が多く、すべての土台となるのが『Focus Gold』に掲載された問題であれば、出題頻度は低いかもしれないがあらかじめ解法を頭に入れておき、類題が出題されたときに瞬時に対応できるようにしておくのが『新数学演習』を使う目的です。
細かい穴まで徹底的に塞ぎにいくのか、数学は『新数学演習』の手前までで止めておき、本番で『新数学演習』レベルの問題が出たときに捨てても合格最低点に届くよう他教科に投資をするのか、は時間との相談になります。
※受験勉強において勉強時間は重要ではないのですが、最終的には勉強時間の勝負になってくるという真実を、あらかじめ知っておくとよいでしょう。
『新数学演習』の目次・問題掲載数
※2018年10月臨時増刊号
章 | 問題数 |
---|---|
1 数と式, 方程式・不等式 | 17 |
2 場合の数 | 12 |
3 確率 | 16 |
4 整数 | 16 |
5 数列 | 18 |
6 三角比・図形 | 15 |
7 ベクトル | 15 |
8 座標 | 13 |
9 2次曲線 | 8 |
10 複素数平面 | 12 |
11 極限 | 12 |
12 微分法とその応用 | 15 |
13 積分法 | 16 |
14 積分法の応用 | 17 |
15 総合問題 | 26 |
『新数学演習』の使い方
『新数学スタンダード演習』は、アプローチ知識(=一歩目を踏み出すために必要な知識)と、展望知識(=式展開の途中で注意しないといけないこと)を身に付けるために行います。
すでに『Focus Gold』で計算力は養われているので、解答と同じ答案を作る必要はありません。ポイントを押さえた上で完答できたらOKです。
手を動かしている時間は解答を写すだけの時間になりがちで、往々にして頭が働いていません。できるだけ頭を働かすべく、手を動かす時間は最小限に留めましょう。
最終的には「似たような問題が入試で出題されても素早く完答できる状態」にしたいので、手を動かして完答できるかチェックしてください。
具体的な使い方
具体的な使い方は以下となります。
- まずは例題を解きます。その際、下記を意識します。
- 問題を解くために必要な知識は何か?(アプローチ知識)
- つまずきポイントがあらかじめ予測できるか?(展望知識)
- 例題を見て、解き方の流れとつまずきポイントが30秒位内に想起します。30秒以内に思い浮かばなければ解答を読み、内容を理解し、記憶しましょう。繰り返しになりますが、重要なのは手を動かしても完答できるようにすべく、頭の中では解答が鮮明に思い浮かぶまで繰り返すことです。方針や方向性だけが頭に浮かぶだけでは足りないので、この点は十分に注意してください。
- 手を動かして答案を書いているときは頭が働いていない時間になりがちです。手を動かすのは、あくまでも本当にアウトプットできるレベルで頭に入っているかを確認するための手段です。手を動かせと言われたら、ポイントを押さえた上でいつでも答案を再現できる状態になるまで、頭を動かしながら繰り返しましょう。
- 最終的には、自力で完答できるか確認してください。最短で自力での完答ができるようになるために、手を止め、頭を動かす時間を最大化します。
『新数学演習』の習得レベル
レベル1:50%の問題において、解き方の流れとつまずきポイントを押さえた状態で、自力で答えを出すことができる。
レベル2:80%の問題において、解き方の流れとつまずきポイントを押さえた状態で、自力で答えを出すことができる。
『新数学演習』の次にやること
ありません。過去問演習に入りましょう。