[推奨]松濤舎の指定問題集です。
【決定版】生物の勉強方法と年間スケジュール
難関大学受験生向けに、生物の勉強方法と年間スケジュールをまとめました。参考にしてみてください。
『生物の良問問題集』の前にやること
『エクセル生物』で、典型問題が網羅的にできるようになっておく必要があります。成績のベースを作るのはあくまでも『エクセル生物』です。
『生物の良問問題集』に関する前提
- エクセル生物で基礎を固めたあとは、応用問題を解いて実力を伸ばすフェーズに入ります。しかし、それに適した問題集がなかなかないのが実情です。少数の難しい問題を解く問題集は多いのですが、それでは「問題集の問題は解けるが、該当分野は苦手なまま」という状態に陥りがちです。
- 本書は、『重要問題集』(数研出版)に対抗して作った問題集と言われています。『重要問題集』は少数の高難度な問題を扱っており、正直解説はわかりやすいとは言えません。一方、本書は網羅性が高く、問題選びも秀逸で、解説もわかりやすいのでおすすめです。
『生物の良問問題集』の特徴
- 本書は「確認問題」で基礎のおさらいができ、「必須問題」はいわゆる典型問題ではなく入試問題が使われているので、本当に学ぶべきことが学べているかを確認できるようになっています。
- 「レベルアップ問題」では、あらかじめ問題集で解いておきたい入試で差のつく問題を扱っています。本書のように、基礎レベルから入試で差がつく問題までを網羅的に扱った問題集は他にありません。解説も詳しく丁寧なので一人でも学習を進めることができ、該当分野の理解も深まり、必ず実力が伸びるでしょう。
『生物の良問問題集』の目次・問題掲載数
章 | 確認問題 | 必須問題 | レベルアップ問題 |
---|---|---|---|
1 細胞と分子 | 10 | 14 | 7 |
2 代謝 | 10 | 16 | 7 |
3 遺伝情報とその発現 | 11 | 18 | 9 |
4 生殖と発生 | 11 | 17 | 6 |
5 遺伝 | 6 | 10 | 5 |
6 体内環境の恒常性 | 14 | 21 | 10 |
7 動物の反応と調節 | 8 | 13 | 6 |
8 植物の反応と調節 | 4 | 6 | 2 |
9 生物群集と環境 | 8 | 12 | 4 |
10 生物の進化と系統 | 7 | 10 | 5 |
『生物の良問問題集』の使い方
問題が解けるようになるまで繰り返すだけ、です。
『生物の良問問題集』の習得レベル
レベル1:50%以上の確認問題を、解説を見ず、手を止めずに答えられる
レベル2:80%以上の確認問題を、解説を見ず、手を止めずに答えられる
レベル3:50%以上の必須問題を、解説を見ず、手を止めずに答えられる
レベル4:80%以上の必須問題を、解説を見ず、手を止めずに答えられる
レベル5:50%以上のレベルアップ問題を、解説を見ず、手を止めずに答えられる
レベル6:80%以上のレベルアップ問題を、解説を見ず、手を止めずに答えられる
『生物の良問問題集』の次にやること
過去問演習に入ってOKです。
そもそも『生物の良問問題集』まで入っても対応できない大学を受験する場合、生物選択はコスパが悪いので物理選択することを推奨します。
ただし、国公立医学部だったとしても、多くの大学において『エクセル生物』『生物の良問問題集』で十分対応可能です。
暗記すれば安定して点数が取れるようになり、物理のようなリスクが少ないです。やるべき問題集も少ない生物は、実はとてもコスパの高い科目なのです。