KADOKAWA (2015-11-19)
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目次
【決定版】英語の勉強方法と年間スケジュール
難関大学受験生向けに、英語の勉強方法と年間スケジュールをまとめました。参考にしてみてください。
『英語長文プラチナルール』に関する前提
プラチナルールはそこまで汎用性が高いものではない
本書は、長文の読み方を体系的に教えてくれるような問題集ではありません。
掲載されているプラチナルール(全16個)は、
- 「固有名詞を見たら具体例」
- 「「比較級」を見たら「主張」を考える!」
などです。このように、そこまで応用性が高くない読み方のTipsがパラパラと紹介されている問題集、というのが正直な感想です。
何か1つでも学ぶことがあればいいというスタンスで使う分には良いでしょう。
予備校の授業の非効率性
本書のウリには「1講ごとに予備校90分の授業を凝縮」とありますが、問題集を使った独学でも、正直あまり得るものがありませんでした。これを90分かけて予備校の授業で学ぶというのは非常にコスパが悪い、と思わざるを得ません。
本書で得られるのは、そこまで汎用性が高くない16個のルールです。全部で9レッスン載っているので、810分(=13.5時間)の授業を受けて学ぶことが16個(90分の講義で1−2個)というのは、効率が悪すぎると言わざるを得ません。
『英語長文プラチナルール』を勉強する目的
長文の多読用です。
問題の選定自体は悪くないので、最終的に音読しながら意味が掴めるようになったら本書はクリアとなります。
ただ、繰り返しにはなりますが、本書を強く推奨する理由はありません。
『英語長文プラチナルール』の特徴
長文問題集であれば載っているコンテンツを除くと、応用性の高くないTipsがパラパラと載っているのが本書の特徴です。
長文問題集なら基本的に載っているコンテンツ
- 英単語まとめ
- 構造解析(一部 or 全文)
- 各設問の解説
- 全訳
- 最新のテーマ/今後も出題されるであろうテーマを扱う
『英語長文プラチナルール』の使い方
『英語長文プラチナルール』の音源について
音源はダウンロードすることができます。
ただし、すべての長文問題集において音源を聴いて勉強するのは効率的ではありません。発音に不安がある単語だけGoogleで調べるに留めるようにしましょう。
『英語長文プラチナルール』の習得レベル
レベル1:設問の8割を解くことができる
レベル2:黙読で長文を読み下し、意味を掴むことができる
レベル3:音読で長文を読み下し、意味を掴むことができる
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