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【決定版】『例解 和文英訳教本(文法矯正編)』の使い方とレベル

[推奨]松濤舎の指定問題集です。

『例解 和文英訳教本(文法矯正編)』で取得可能な偏差値

『例解 和文英訳教本(文法矯正編)』で偏差値70まで取得可能です。

『例解 和文英訳教本(文法矯正編)』を使った合格実績

松濤舎での合格実績を以下に記載します。

・医学部医学科

大阪大学、横浜市立大学、筑波大学、広島大学、金沢大学、新潟大学、熊本大学、岐阜大学、浜松医科大学、鳥取大学、愛媛大学、大分大学、高知大学、富山大学、弘前大学、秋田大学、東京慈恵会医科大学、順天堂大学、日本医科大学、国際医療福祉大学、自治医科大学、昭和大学、東京医科大学、東邦大学、日本大学、聖マリアンナ医科大学、東海大学、東京女子医科大学、埼玉医科大学 など

・他学部

東京大学、京都大学、大阪大学、名古屋大学、北海道大学、東北大学、神戸大学、千葉大学、筑波大学、慶應義塾大学、早稲田大学 など

『例解 和文英訳教本(文法矯正編)』の習得レベル(松濤舎の定義)

レベル1:ひと通り通読した
レベル28割の和文を、英語で口述できる
レベル38割の和文を、英語で書ける偏差値70

(参考)英語の偏差値の決まり方

英訳対策だけしていれば偏差値70が出るというわけではありません。

英語の偏差値は、語彙量・文法・長分量の3要素でほぼ決まります。

まずはこの3つを上げつつ、文法が一定以上の習得レベルになってから、『例解 和文英訳教本(文法矯正編)』に入りましょう。具体的なタイミングについては後述します。

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『例解 和文英訳教本(文法矯正編)』の使い方

英文暗記は正しい方法で行わなければ非効率です。必ず以下の方法に沿って勉強するようにしましょう。

まずは通読する

「課題文」⇒「解説」⇒「英訳例」の順で読みましょう。

その課題文のどこがポイントで、どう考え、どんな英訳をすればいいか掴みます。重要だと思ったところには線を引いておくとよいでしょう。

口述できるようになるのが第一ステップ

続いて、「課題文」を見て、英語で口述できるかテスト形式で進めます。

なぜ口述するかというと、はじめから手を動かすと作業になりがちで、非効率だからです

また、口述していくと、だんだん感情と英語表現がリンクするようになります。使える英文にするには、自分の感覚を英語にすり合わせることが重要なのです。

このように、手を動かさず、テスト形式で口述し、感覚と結びつけていくことで、最も効率的な英文暗記ができます。

はじめから和文英訳してみる

口述できるようになったら、手で書けるか確認していきます。

「テスト−練習一致の法則」をご存知ですか? テスト形式と練習形式は一致していないと効率が悪いという法則のことです。英訳問題では英語を書くことが求められるので、最終的に手で書けるか確認するフローが必須なのです。

『例解 和文英訳教本(文法矯正編)』の習得にかかる時間

通読 :1セクション10分
口述 :1例文1分
手書き:1例文1分

『例解 和文英訳教本(文法矯正編)』の補助教材

松濤舎では、『例解 和文英訳教本(文法矯正編)』を効率的に習得するための補助教材を用意しています。

見出しと文中に登場する425の例文と和訳をピックアップし、テスト形式で学べるようになっています。

『例解 和文英訳教本(文法矯正編)』の特徴

『例解 和文英訳教本(文法矯正編)』の特徴①|英文法が持つ独特のニュアンスが掴める

本書は、日本人が勘違いしがちな文法事項を矯正しながら、和文英訳対策として必要な英文暗記ができるようになっているのが最大の特徴です。

和文英訳で出題されるのは、日本語をそのまま英訳してはいけないもの、英文法のニュアンスを知っていなければ正確に訳せないものばかり。つまり、間接的に文法知識を問うているのです。

例えば、to不定詞には「未来」を表す意味がありますが、この表現はいつ使ってもいいわけではありません。to不定詞には独特なニュアンス(第三者からの強制といったニュアンス)があり、使用できる場面は決まっています。このような事柄を学ぶことができるのが本書です。

このように本書は、文法知識の矯正と英文暗記を同時に行うことができる非常に優れた教材で、松濤舎の生徒からの評判も非常に高いです。

『例解 和文英訳教本(文法矯正編)』の特徴②|暗唱例文がシンプル

和文英訳向けの参考書の多くは、暗唱例文数が非常に多かったり、難しすぎたりします。一見、覚える英文数は多いほうがいいように思いますが、うろ覚えで使えなければ全く意味がありません。

本書の場合、本文中に含まれるシンプルな英文も含めると425例文となりますが、各例文が非常にシンプルなので覚えるのはそこまで負担ではありません。

『例解 和文英訳教本(文法矯正編)』の特徴③|和訳にも有効

『例解 和文英訳教本(文法矯正編)』は英訳対策だけでなく、和訳対策にも繋がっています。英文法について非常に深い理解ができるため、文法のニュアンスを汲み取った和訳が作れるようになります。「この文法を使っているということは、こういう訳し方をしてほしいはず」というのがわかるようになります。

『例解 和文英訳教本(文法矯正編)』と他書比較

本書『例解 和文英訳教本(文法矯正編)』は計105セクションありますが、複数の見出し英文があるセクションもあり、合計176英文を暗記することができます。また、文中にも様々な英文が載っており、全部で合計425英文が掲載されています。

英文暗記用の他書は300例文掲載しているものが多いですが、本書ではそれ以上の英語表現を身につけることができます

また、各セクションには「表現研究」というコンテンツがあり、1つの英文から複数のことが学べるため、単にたくさんの例文を暗唱するよりも学びが多いのも本書の特徴です。

『例解 和文英訳教本(文法矯正編)』の目次・問題数

『例解 和文英訳教本(文法矯正編)』は合計105セクションに分かれており、各セクションで1〜2個の和文が取り上げてられており、合計176文が見出しとして掲載されています。

基本的には『例解 和文英訳教本(文法矯正編)』では176文を暗記をしたらいいのですが、解説中に登場する英文も非常に有用なため、それも含めると425英文が掲載されており、これらのうち8割(=350英文)は暗記することで習得レベル3に到達し、偏差値70が取得可能となります。

内容セクション
(105題)
1時制30題
2助動詞9題
3準動詞9題
4冠詞25題
5文体15題
6対比7題
7比較10題

『例解 和文英訳教本(文法矯正編)』の前にやるべきもの

『英文法・語法 Vintage』や『Next Stage 英文法・語法問題』などの文法問題集が習得レベル1(=正答率5割)になったら、本書『例解 和文英訳教本(文法矯正編)』で英文暗記を始めます。

『例解 和文英訳教本(文法矯正編)』の後にやるべきもの

本書『例解 和文英訳教本(文法矯正編)』で英文暗記が完了したら、松濤舎オリジナル教材『連句英作文』を使って実際に英作文を作る練習に入ります。『連句英作文』ではシンプルで間違いのない英文で骨子を作った後、句で肉付けをしていくという手順で英作文を作る練習をします。

出願校が決まっている場合は、『中学英語で解く英作文』シリーズを参考に、どのような簡単な英文で英作文が作れるか、参考にしてもらいます。

最終的には添削することで細かな点を修正し、完成させます。

『例解 和文英訳教本(文法矯正編)』と並行すべき参考書

『総合英語 FACTBOOK』もネイティブのニュアンスに触れた解説が書かれているので、相違点や類似点を確認しながら進めるとより理解が深まるでしょう。

『例解 和文英訳教本(文法矯正編)』と代替可能な参考書

ありません。英文法のニュアンスを汲んだ解説をしてくれており、英作文対策にも繋がるように設計されているのは本書のユニークな特徴であり、唯一無二です。

『例解 和文英訳教本(文法矯正編)』に関するQ&A

通読の際は英文暗記しなくていいですか?
しなくていいです。通読では「こういうことが書かれているんだ」ということがわかればOKです。2周目から口述しながら暗記したらよいです。
補助教材を使ってテスト形式で暗記する際、参考書に戻ってもいいですか?
戻ってもいいです。「どうしてこの日本語の英訳にはこの文法を使うのだろう?」と疑問に思ったら、参考書に戻って解説を読み、理解しましょう。機械暗記より有意味暗記のほうが長期記憶に繋がります。