【インタビュー記事】第2回共通テストはどう対策すべき?(詳細はこちら)

【合格体験記】東京医科歯科大学 医学部医学科(1浪・女性)

プロフィール

金沢大学附属高等学校卒業。現役時から成績はよく、典型問題は問題集できちんと固めていたものの、東大レベルの模試となると理科で十分な成績が取れない状態でした。

1浪時は、最難関大合格者がやっている問題集を徹底的に網羅するだけの演習時間を確保。後述のとおり”質の高い高難度問題集”を徹底した結果、模試の成績も安定的に取れ、見事、東京医科歯科大学に合格しました。

最難関医学部こそ、問題演習中心で合格する

使用していた参考書/問題集は下記となります。最難関医学部合格には問題演習量の十分な確保が必須であることがよくわかると思います。

数学

Focus Gold(StepUp問題まで)
新数学スタンダード演習
数学3スタンダード演習
新数学演習
上級問題精講3
オリジナルスタンダード
入試数学の掌握①

化学

宇宙一わかりやすい高校化学
リードα化学
エクセル化学
良問問題集
重要問題集
新演習

物理

宇宙一わかりやすい高校物理
センサー物理
エクセル物理
名問の森
重要問題集

英語

システム英単語
東大過去問
阪大過去問
医科歯科過去問

浪人時、最難関大の過去問も安定して得点

現役時は、全統記述模試のような標準レベルの模試では高い偏差値が取れていたものの、東大オープン、東大実戦レベルになるとなかなか歯が立たない状態でした。1浪時には難しい問題集にも取り組み、安定した成績が取れるようになっています。

現役

第2回 全統記述模試(8月施行)

合計:484/600点|偏差値68.8
(内訳:塾生のみ限定公開)

第2回 東大入試オープン(11月施行)

合計:157/360点|偏差値54.6 ※国語不明
(内訳:塾生のみ限定公開)

第2回 東大入試実践模試(11月施行)

合計:187/440点|偏差値56.6
(内訳:塾生のみ限定公開)

1浪時

第1回 駿台全国模試(6月施行)

合計:470/700点|偏差値67.4
(内訳:塾生のみ限定公開)

第2回 駿台全国模試(11月施行)

合計:536/700点|偏差値70.2
(内訳:塾生のみ限定公開)

第2回 東大入試実践模試(駿台)

合計:234/440点|偏差値61.5
(内訳:塾生のみ限定公開)

阪大入試実践模試(駿台)

合計:425/600点|偏差値69.0
(内訳:塾生のみ限定公開)

共通テスト

854/900点|94.8%
(内訳:塾生のみ限定公開)

問題演習時間を十分に確保することは必須

本人談:「いい問題集をちゃんとやる」はやっぱり重要。講義は、何かができるようになるものではなく、整理するもの、つなげるもの。新しい知識を得るためには、問題集をやらないといけない。

松濤舎で立てた出願戦略

もともと医科歯科志望であったので、共通テストの点数が良ければ「前期:東京医科歯科大学、後期:山梨大学」で出願、悪ければ「前期:千葉大学、後期:奈良県立医科大学」の予定でした。共通テストで十分点数が取れていたこと、模試でA判定が2回出ていたことから、東京医科歯科大学へ出願。

滑り止めで受験する私立医学部への出願については、返金されない入学金(ほとんどの大学で100万円〜)や手続き締め切り日時なども踏まえなければなりません。また、国公立医学部を第一志望とする人にとって、できるだけ出願数は抑えたいという想いもあります。

上記を踏まえ、日医、昭和、慶應の3校に出願しています。

得意な英語はメンテナンス中心

以下、本人談:

  • 英単語:シス単を固めただけ(ただし、もともと国語が得意だったり、語彙がなくても読めたからあまり参考にならないかも)
  • 単科大だったとしても、医療単語をわざわざ暗記する必要はない。過去問を25年分通して読み、その過程で出てきた単語を覚えていけばよい(特に秋以降は必ず1日1長文を読み、解いていた)
  • その他、東大、阪大、医科歯科の過去問をひと通り解いた。

数学は市販の高難度問題集を網羅的に習得

上滑りしない前提で、理Ⅲ合格に必要なレベルまで問題集でやり込みました。市販教材でやることがなくなったこと、もともと志望校としても考えていたこともあり、東大・阪大の過去問まで入っています。

以下、本人談:

  • Focus Goldは昨年時点で終了済み。
  • 上級問題精講、スタンダード演習、新数学演習、東大の赤本25年(9月まで1周、それ以降は2周)をやった。どれも自分に合っていて、どれも重要だと思った。できない問題を徹底的に潰していった。
  • 上級問題精講は浪人になってから解いたが、スタンダード演習をやったあとだったので、簡単だった。
  • スタンダード演習をやったあとだと、新数学演習は最初から半分くらいできた。
  • 医科歯科の赤本は2005年から約15年分を全部できるようになるまで繰り返した。
  • 東大の赤本をやって伸びた(D以外をやっていた。A,B,Cを完璧に解けるようになることを目標としていた)
  • 入試数学の掌握は難しかった。東大C,Dを解くための参考書という感じ。1冊通読しただけで、3冊は読みきれなかった。

化学は、一定レベルまで市販教材でやったあと過去問へ

理科は、最難関大対策となると良い市販教材があまりなく、旧帝大の過去問を使った対策が功を奏することが多い。新演習は深堀りすることなく、東大・阪大などの過去問を通して実力を上げました。

以下、本人談:

  • エクセル化学は、リードα(学校指定教材)と同じような問題は飛ばしてやっていた。良問問題集は知識を埋めるのがよく、特に無機は網羅性が高かった。理論は新演習のほうが汎用性が高かった。有機は新演習/良問問題集のどちらでもOKだが、高分子の知識は良問問題集、新演習は計算系がよかった。
  • その他、東大、阪大、医科歯科の過去問をひと通り解いた。阪大過去問は物理/化学がよかった。

物理も、一定レベルまで市販教材でやったあと過去問へ

ほぼ同上。以下、本人談:

  • センサー物理(学校指定教材)をやっていたから、エクセル物理は穴埋め程度で使用。
  • 物理は名問の森で伸びたが、問題数が少ないのが難点。
  • 名問の森から入試問題までの橋渡しをしていたのが重要問題集。ゴリゴリ計算させる系が多く、解けると自信になった。
  • 医科歯科の物理は難系までは不要。
  • その他、東大、阪大、医科歯科の過去問をひと通り解いた。阪大過去問は物理/化学がよかった。

国語は共通テストのみなので省エネ

昨年時点で高得点が取れていたため、直前期に復習して対策終了でした。

日本史は共通テスト模試に惑わされず、直前期のみ対策

昨年『センターはこれだけ! 金谷俊一郎の日本史B』で対策し、高得点が取れていたため直前期まで無対策。結果的に日本史は100点でした。

指導者から最後に

もともと勉強が得意な上、高難度の問題集を1問単位で徹底して潰していました。模試の判定も安定してよく、合格は必然と言えます。松濤舎での指導も手伝ってくれるため、見かけたら通塾生は質問してみてください。

合格おめでとうございます!