医学部共通テスト対策|共通テスト物理はどのような試験か?
第1回共通テストが2021年1月に施行されましたが、試験内容はどんなものだったのでしょうか?
まずはこちらの記事で、共通テスト物理がどのような試験だったのか、試行調査・センター試験との違いを比較しながら理解しましょう。
その上で、医学部受験生がどう対策すべきかまとめました。
医学部共通テスト対策|個別試験対策が、共通テスト対策を内包する
国公立医学部受験生は、個別試験に向けて物理の勉強をしていれば共通テスト対策は内包されます。
とにかく個別試験に向けた勉強を進め、記述模試の偏差値で現状を確認しながら進めればOKです。
医学部共通テスト対策|記述模試の偏差値65で、共通テスト9割取得可能
第三回全統記述模試(河合塾)で偏差値65を取ると、共通テストで9割取得可能です。
多くの国公立医学部はボーダー偏差値が65なので、ボーダー偏差値を超えるべく勉強すれば共通テスト物理で結果的に9割超えるようになります。
医学部共通テスト対策|医学部受験生は典型問題を網羅しよう
個別試験の物理の対策は、とにかく公式理解、事象理解につきます。ある程度は典型問題を網羅する必要がありますが、物理は無限に問題設定を作ることができます。
そのため、網羅しようとするアプローチではなく、公式や事象理解が進むような問題を解き、それを通して広く対応できる知識や経験則を身につけるのです。
松濤舎では『セミナー物理』『センサー物理』『リードα物理』などで学校の定期テスト対策を進めてもらい、最低点の公式運用などができている状態にしてもらいながら、ここに『良問の風』と『名問の森』を追加していきます。
『名問の森』までやれば、偏差値72.5まで取得可能で、共通テストで9.5割ほどが取得可能です。
医学部共通テスト対策|物理は、演習の積み上げより問題集の復習を優先
理科は演習しても点数はほぼ伸びません。問題集の復習を優先し、解ける問題を増やすことでしか共通テストの点数を伸ばせないのです。
一方、英語・数学・国語は共通テスト独特の出題形式に合わせた対策が必要で、それだけで点数を伸ばすことができます。
物理はとにかく個別試験対策を進めたらOKです。年間約4回受験する共通テスト模試を踏まえ、必要であれば12月以降に演習を重ね、記述模試の偏差値から予想されうる「取りうる点数」が出るまで持っていきましょう。