【決定版】医学部偏差値の予備校別比較（2020年度）

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はじめに

偏差値は、各予備校ごとの定義、母集団によって変わります。よって、模試間や予備校間で比較してしまってはいけません。

ここでは、各予備校発表の偏差値を一覧でまとめました。これによって、

• 一括で偏差値が確認できる
• 偏差値を多角的に捉えることで大学ごとの難易度をより正確に判断する

ことが可能となります。

また、もっとも信用できるのは河合塾の偏差値ですが、2.5ピッチでしか偏差値は発表されていません。ベネッセ・東進のデータを参考にすることで、同偏差値大学の序列を把握することが可能です。

国公立医学部

グラフ

河合塾＞ベネッセ＞東進　の優先順位で、降順で並べています（データ信頼度を踏まえて）。

考察

1. ベネッセ＞東進＞河合塾　の順で偏差値が高く出る傾向がある。
2. ベネッセ、東進の偏差値には強い相関がある（予想：東進がベネッセをベースにしている？）
3. 下記は、評価が分かれている大学です。
   1. 弘前大学：河合塾では偏差値が高い（67.5）が、ベネッセ・東進では河合塾ベースで偏差値65レベルの評価
   2. 九州大学：河合塾では偏差値が低い（65）が、ベネッセ・東進では河合塾ベースで偏差値67.5レベルの評価
   3. 北海道大学：河合塾では偏差値が低い（65）が、ベネッセ・東進では河合塾ベースで偏差値67.5レベルの評価
   4. 新潟大学：河合塾では偏差値が低い（65）が、ベネッセ・東進では河合塾ベースで偏差値67.5レベルの評価
   5. 徳島大学：河合塾では偏差値が低い（62.5）が、ベネッセ・東進では河合塾ベースで偏差値65レベルの評価
   6. 札幌医科大学：河合塾では偏差値が低い（62.5）が、ベネッセ・東進では河合塾ベースで偏差値65レベルの評価
   7. 福井大学：河合塾では偏差値が低い（62.5）が、ベネッセ・東進では河合塾ベースで偏差値65レベルの評価

比較一覧表

私立医学部

グラフ

河合塾＞ベネッセ＞東進　の優先順位で、降順で並べています（データ信頼度を踏まえて）。

考察

1. ベネッセ、東進の偏差値には強い相関がある（予想：東進がベネッセをベースにしている？）
2. 慶應義塾大学、東京慈恵会医科大学、順天堂大学、日本医科大学は共通して、一段高い偏差値である評価。
3. 近畿大学以下の医学部は、河合塾では67.5〜60まで序列がついているが、ベネッセ・東進ではほぼ横ばいの評価。ただし、埼玉医科大学、獨協医科大学、川崎医科大学の3大学は他大学と比較して一段低い偏差値で評価されている点は共通している。
4. 下記は、評価が分かれている大学です。
   1. 自治医科大学：河合塾では偏差値が低い（67.5）が、ベネッセ・東進では河合塾ベースで偏差値70レベルの評価
   2. 大阪医科大学：河合塾では偏差値が低い（67.5）が、ベネッセ・東進では河合塾ベースで偏差値70レベルの評価

比較一覧表

データ参照元

河合塾

https://ishin.kawai-juku.ac.jp/exam/borderline/

ベネッセ

https://manabi.benesse.ne.jp/ap/daigaku/search/nanido/

東進

https://www.toshin-hensachi.com/