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【決定版】『やさしい理系数学』の使い方とレベル

[推奨]松濤舎の指定問題集です。

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【決定版】数学の勉強方法と年間スケジュール

難関大学受験生向けに数学の勉強方法と年間スケジュールをまとめました。参考にしてみてください。

『やさしい理系数学』の前にやること

テーマ別演習① 入試数学の掌握 総論編 (YELL books テーマ別演習 1)
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テーマ別演習② 入試数学の掌握 各論錬磨編 
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テーマ別演習3 入試数学の掌握 各論実戦編
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『入試数学の掌握』をやってください。

『入試数学の掌握』を使ってアプローチの知識を習得した方が、『やさしい理系数学』を使って学ぶことが多いです。

『入試数学の掌握』をスキップした人は『やさしい理系数学』もスキップし、『上級問題精講』で入試で頻出問題だけをやり、過去問演習に入るのがよいでしょう。

『入試数学の掌握』の詳しい使い方については下記URLをご覧ください。

『やさしい理系数学』に関する前提

  • 難関大学合格者からの評判がいいので、保険としてやっておいたほうが良い系の問題集です。有名な問題集をひと通りやっておくと入試本番で自信がつきますが、これは本書を使う理由の1つでもあります。
  • 掲載問題は典型的な形をしているとは言えませんが、解答で使われている手法、考え方は汎用性の高いものです。問題を見ても嫌にならず、新しい解法を身につけることを意識して進めてください
  • 問題掲載数自体は少なく、それぞれに複数の解法が掲載されています。これこそが本書の最大の特徴であり、最大の難点でもあります。問題が難しい上に解法が複数あると、「どんな問題の時にどんな解法で」解いたらいいかが頭に残りにくく、使えない知識になりがちだからです。『入試数学の掌握』を随時復習しながら、紹介されている複数の解法を整理しつつ進めてください
  • 『やさしい理系数学』まで理解した状態で習得できれば、ほとんどの大学に対応できるでしょう。

『やさしい理系数学』の問題掲載数

  • 例題   :50問
  • 演習問題 :150問

『やさしい理系数学』の使い方

はじめに

アプローチ知識(=一歩目を踏み出すために必要な知識)と、展望知識(=式展開の途中で注意しないといけないこと)を身に付けるために行います。

すでに『Focus Gold』で計算力は養われているので、解答と同じ答案を作る必要はありません。ポイントを押さえた上で完答できたらOKです。

手を動かしている時間は解答を写すだけの時間になりがちで、往々にして頭が働いていません。また、計算をしている時間は新しい知識が増えていませんので、こういったものも飛ばしてOKです。できるだけ頭を働かすべく、手を動かす時間は最小限に留めましょう

ただし、最終的には「似たような問題が入試で出題されても素早く完答できる状態」にしたいので、手を動かして完答できるかチェックしてください

具体的な使い方

具体的な使い方は以下となります。

  • まずは例題を解きます。その際、下記を意識します。
    • 問題を解くために必要な知識は何か?(アプローチ知識)
    • つまずきポイントがあらかじめ予測できるか?(展望知識)
  • 例題を見て、解き方の流れとつまずきポイントが30秒位内に想起します。30秒以内に思い浮かばなければ解答を読み、内容を理解し、記憶しましょう。繰り返しになりますが、重要なのは手を動かしても完答できるようにすべく、頭の中では解答が鮮明に思い浮かぶまで繰り返すことです。方針や方向性だけが頭に浮かぶだけでは足りないので、この点は十分に注意してください
  • 手を動かして答案を書いているときは頭が働いていない時間になりがちです。手を動かすのは、あくまでも本当にアウトプットできるレベルで頭に入っているかを確認するための手段です。手を動かせと言われたら、ポイントを押さえた上でいつでも答案を再現できる状態になるまで、頭を動かしながら繰り返しましょう。
  • 最終的には、自力で完答できるか確認してください。最短で自力での完答ができるようになるために、手を止め、頭を動かす時間を最大化します。

『やさしい理系数学』の習得レベル

レベル1:50%の例題において、解き方の流れとつまずきポイントを押さえた状態で、自力で答えを出すことができる

レベル2:50%の演習問題において、解き方の流れとつまずきポイントを押さえた状態で、自力で答えを出すことができる

レベル3:80%の例題において、解き方の流れとつまずきポイントを押さえた状態で、自力で答えを出すことができる

レベル4:80%の演習問題において、解き方の流れとつまずきポイントを押さえた状態で、自力で答えを出すことができる

『やさしい理系数学』の次にやること

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『やさしい理系数学』までやると、それ以上難しい問題集かつ学びがあるものというと数が限られてきます。『上級問題精講』であれば、解説がわかりやすく学びが多いです。

『入試数学の掌握』&『やさしい理系数学』をスキップした人でも『上級問題精講』まで入り頻出分野について補強すると良いです。『やさしい理系数学』をやった人も、最後の仕上げとして『上級問題精講』までやると良いでしょう。

詳しい使い方については下記URLを参考にしてください。


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