>>[残席僅か]1月入塾の個別相談会はこちら

【決定版】『ウイニングコンパス 地理の整理と演習』の使い方とレベル

[推奨]松濤舎の指定問題集です。

『ウイニングコンパス 地理の整理と演習』で取得可能な点数

本書が習得レベル2(*後述)に到達すれば、共通テスト地理で80%以上が取得可能です。

『ウイニングコンパス 地理の整理と演習』で合格可能な大学

共通テストで80%以上が取得可能なので、東大・京大・難関医学部をはじめとする難関大に対応できます

これ以外の大学であっても、共通テストで地理を選択する限り本書を使用すれば間違いありません。

『ウイニングコンパス 地理の整理と演習』の対象者

共通テストで地理AまたはBを選択する人が対象です。

『ウイニングコンパス 地理の整理と演習』を購入するタイミング

共通テストで地理を選択することに決めているなら、すぐに買って問題ありません

単元ごとに知識の確認や演習ができるため、定期テストや模試などの対策に使えます。

過去問からの引用が多く、そこを嫌がるかもしれませんが、本書は直近の地理B本試験からの引用は少なく、またセット演習は予想問題などでもできるため、気にする必要はありません

そもそも共通テストの地理は時間が足りなくなることはほぼないので、過去問を直近までやらずに取っておく必要はありません。それより、過去問は優秀な教材ですので、本書を通して早めに手を付けておいたほうがよいです。

『ウイニングコンパス 地理の整理と演習』の特徴

『ウイニングコンパス 地理の整理と演習』の特徴①|知識の確認がしやすい

本書は各単元の初めに「ポイント整理」というセクションがあり、そのあと演習問題という流れになっています。

このポイント整理が非常に知識の確認に使いやすいです。

ポイント整理は、図や文章の一部が穴埋めになっている形式で、基本的な事項を確認するものとなっています。その単元を習った後、知識に穴がないか確認するにはもってこいです。

『ウイニングコンパス 地理の整理と演習』の特徴②|良質で豊富な演習問題

前述の通り、本書の演習問題は共通テストやセンター試験の過去問が中心です。

直近の地理B本試験だけでなく、地理Aだったり、追試だったりとさまざまな所から引用しており、工夫が見られます。

適宜、改題も施されており、内容としても基本的な知識問題から考察の必要な問題まで、様々なものが収録されています。

量としても、各単元の重要なポイントをカバーするだけの十分な問題数となっています。

例えば、最初の「地図・地理情報」は14問、次の「地形」は19問と、十分な量の問題数で解きごたえがあります。

また本書にはリピートノートと呼ばれる、専用のノートがついてきます。本冊に描きこまずに解けるため、文字通り繰り返し解くために便利です。しかし、普通のノートを使っても特に問題はないので、これは好みの範囲でしょう。

『ウイニングコンパス 地理の整理と演習』と類書の比較

『ウイニングコンパス 地理の整理と演習』は基礎から確認できる

『共通テストへの道 地理』も、センター試験や共通テストの過去問をベースとした問題集ですが、『共通テストへの道』には、「ポイント整理」のようなセクションがありません

よって、基本的な知識の穴埋めや、知っておくべき知識の網羅をすることがしにくいです。

『共通テストへの道』シリーズが合っている人は、本書『ウイニングコンパス 地理の整理と演習』も気にいるはずですので、是非使ってみてください。

『ウイニングコンパス 地理の整理と演習』は直近10年からの出題が多くなく、被りは少ない

『ウイニングコンパス 地理の整理と演習』を使用する場合、『共通テストへの道 地理』と被りが多いのではないかと頭がよぎりますが、結論から言うと、頭は少ないです。

実際、直近10年の地理B本試験の割合を初めの方の単元について数えたところ、①「地理と地図情報」は1/14、②は4/19、③は6/25といった具合でした

よって、『ウイニングコンパス 地理の整理と演習』は基礎確認、『共通テストへの道 地理』は演習用という位置づけになります。

『ウイニングコンパス 地理の整理と演習』の使い方

「ポイント整理」で知識を確認する

まずは、各単元のはじめにある「ポイント整理」を解きましょう。穴埋め形式で、基本的な語句等を問う形になっています。

ここで分からない箇所があった場合は、参考書に戻り確認してから、STEP.2に移ります。

演習問題を解く

順番に問題を解いていきましょう。

解けなかった問題については印を付けておき、2周目以降は間違えた問題を解きなおすようにします。

なお、選択肢に迷った問題も同様に印を付けておくと、あやふやだった箇所が確認できるため、復習に便利です。

知識を蓄積していく

あやふやだったり知らなかったりした知識については、参考書を読み直すなどして必ず確認するようにしましょう。参考書に書き込んで知識を集約してもよいです。

地図帳に描きこんで整理するのもおすすめです。そうすることにより、地図と知識を結び付けることができます。また、地図帳を見返すだけで不安な知識が確認できるため、復習にも向いています。

なお、地図帳が見にくくなるのを嫌がる人はもう一冊用意しておくのもいいでしょう。

『ウイニングコンパス 地理の整理と演習』の習得レベル

レベル18割以上ポイント整理が自力で解けた。

レベル25割以上演習問題が自力で解けた。

レベル38割以上演習問題が自力で解けた。

『ウイニングコンパス 地理の整理と演習』と並行する参考書

『きめる!共通テスト地理』と『共通テストへの道 地理』を併用しましょう。

前者は網羅的かつ読みやすい参考書で、知識の確認に最適です。後者は演習問題が豊富で、本書と合わせることで十分な演習量を確保できます。詳しい特徴や使い方については下記をご確認ください。

『ウイニングコンパス 地理の整理と演習』の目次

内容
1章さまざまな地図と地理的技能
地図・地理情報
2章現代世界の系統地理・諸課題
地形
気候・水
環境問題
農林水産業
鉱工業
消費・観光・世界遺産
交通・通信・貿易
人口・人口問題
村落・都市
生活文化・民族・宗教
国家・領域・国家群
第3章現代世界の地誌
日本
東アジア
東南アジア
南アジア
中央アジア・西アジア・アフリカ
ヨーロッパ・ロシア
アングロアメリカ
ラテンアメリカ
オセアニア
極地方
比較地誌
特設地形図の攻略
地形図の読図