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【決定版】『速読英単語(入門編)』の使い方とレベル

[推奨]松濤舎の指定問題集です。

 

『速読英単語(入門編)』を使った合格実績

松濤舎での合格実績を以下に記載します。

医学部医学科

大阪大学、横浜市立大学、広島大学、金沢大学、新潟大学、浜松医科大学、愛媛大学、大分大学、富山大学、弘前大学、秋田大学、東京慈恵会医科大学、順天堂大学、日本医科大学、国際医療福祉大学、自治医科大学、昭和大学、東京医科大学、東邦大学、日本大学、聖マリアンナ医科大学、東海大学、東京女子医科大学、埼玉医科大学 など

他学部

京都大学(文系)、大阪大学、名古屋大学、北海道大学、東北大学、神戸大学、千葉大学、筑波大学、東京学芸大学、岩手大学(共同獣医学科)、鳥取大学(共同獣医学科)、慶應義塾大学、早稲田大学、東京理科大学、上智大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学 など

※『速読英単語(入門編)』以外の長文問題集も使用しています。

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『速読英単語(入門編)』で合格できる大学

『速読英単語(入門編)』まで習得すれば偏差値57.5まで取得可能*です。

(*)ロジック:実際に生徒が到達した習得レベルと合格校の平均偏差値や、全統記述模試で取得した偏差値を比較し、現実的な偏差値を割り出しています。

『速読英単語(入門編)』で偏差値57.5が取得可能ということは、河合塾のボーダー偏差値**で、偏差値55までの大学が対応可能の目安と考えてください。

(**)ボーダー偏差値は河合塾が発表している値で「昨年、その偏差値を取った人の50%が合格した偏差値」が定義です。科目別では発表されません。パスナビで表示される偏差値も、この河合塾のボーダー偏差値です。

『速読英単語(入門編)』で取得可能な偏差値

松濤舎では、問題集ごとに独自に習得レベルを定義しており、習得レベルと偏差値の関係まで割り出しています。

『速読英単語(入門編)』の習得レベル

レベル1リスニングで内容が理解できる
レベル2パラレルリーディングしながら内容が理解できる
レベル3黙読し日本語を介さず理解できる偏差値57.5

[注意]1つの長文を習得レベル3まで上げてから、次の長文に移りましょう。

『速読英単語(入門編)』に収録されている長文数

計68長文

『速読英単語(入門編)』の1長文にかける時間

1長文15分

『速読英単語(入門編)』を課題に組み込む

以上のように、「志望校が決まる」⇒「偏差値が決まる」⇒「問題集の習得レベルが決まる」⇒「読むべき長文数が決まる」というロジックが成り立ちます。

松濤舎ではこのロジックをもとに、定量的な課題を作成して、徹底した管理指導を行い、高い合格率を誇っています。

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『速読英単語(入門編)』の使い方

リスニング

まずはリスニングです。3回聴くようにしてください。最初は話の全体像を掴むことを目的に、2回目以降は聴き取れなかった部分を聴き取りましょう。3回聴いたらSTEP1は完了です。

スクリプトを確認

次はスクリプトを確認します。

聴き取れなかった単語、知らない単語、音が省略されていた単語(a,theなどの前置詞)を確認します。また、複雑な文についてはこの時点で構造を理解するようにしてください。

最後に、右ページの全訳を見て内容の確認をしたらSTEP.2は完了です。

パラレルリーディング

スクリプトを確認したら、英文に目を通しながら音源に合わせて発音していきましょう。これをパラレルリーディングと言います。パラレルリーディングの目的は音韻処理の自動化です。

全文の意味を理解しながらパラレルリーディングできるようになったらOKです。

[注意]必ず、意味を理解しながらパラレルリーディングするようにしてください。ただ音を真似るだけでは成績は全く伸びません。まるで自分が書いた文章かのように感情を乗せてパラレルリーディングすると、発音と理解を共存させるのが楽になります。

黙読

最後に黙読し、日本語を介さずに英語を英語のまま理解できるようになっているか確認します。できるようになっていれば、英語を英語のまま理解する回路が鍛えられた証拠です。

『速読英単語(入門編)』のリスニング|補足

リスニングについて2点だけ補足しておきます。

長文読解が継続しないのは、英語だけの文章を読むのが苦痛だからです。日本人にとって英語のみからなる文章は見るだけでストレスフルです。

しかし、リスニングで音を聴いている分にはそういったストレスは感じません。あまり勉強をしている感じがなく、ラジオや音楽を聴いている感覚に近くなるはずです。

そこで、まずはリスニングから始めます。最低でも3回は聴くようにしましょう。1回目は、細かい部分より全体像を把握することに重きを置き、2回目以降は聴き取れなかった部分を聴き取ろうとしてください。同じ場所をリピートしても構いません。

「これ以上繰り返し聴いても聴き取れなそう」と思ったら一旦止め、英文と全訳を確認します。この際、英文構造も把握するようにしてください。また、聴き取れなかった単語や、ほぼ発音されなかった単語(a,theなど)を確認します。

ここまで終われば、再びリスニングに戻り、今度は何を言っているか100%理解できるまで繰り返しましょう。音だけで完璧に理解できるようになったらリスニングは終了です。

面白いことに、リスニングをすることで英文がスクリプトに見えてきます。文章を読んでいる感覚ではなく頭の中でセリフが流れるようになって、長文に対する抵抗感が一気に消えるようになるのです。

このように、リスニングは長文読解と比べてハードルが低いため毎日続けやすいのです。また、長文に対する抵抗感も下がるという副次的効果も得られます。

「リーディング(長文読解)対策したいのに、リスニングなんかして意味あるの?」と思ったかもしれませんが、そもそもリスニングはリーディング対策を内包しています。

リスニングでは「音⇒文字⇒理解」という過程を経ますが、リーディングは後半の「文字⇒理解」に該当するからです。

しかも、リスニングの方がリーディングよりも負荷の高い学習です。

というのも、リスニングでは音がどんどん流れていくので返り読みしません。結果、英語を語順通り理解していくトレーニングになります。また、ナチュラルスピードで読み上げられるので速読のペースも掴めます。スピードが速いので英語を日本語に訳している暇もありません。

こうして、リスニングでは語順通りに速いスピードで文章が流れていくので、日本語を介して理解しようとしなくなり、英語を英語のまま理解しようとする回路が鍛えられるのです。

注意しなければならないのは、理解していない情報を頭に入れてもまったく意味がないということです。ただ英文を聴き流したり、音から英文を思い浮かべるだけをしても、まったく意味がないので注意が必要です。

『速読英単語(入門編)』のパラレルリーディング|補足

パラレルリーディングについては3点補足です。

パラレルリーディングとは、「テキストを読みながら・音を聴き・声に出す」ことを指します。

声を出しながら…音声を聴く音声を聴かない
テキスト見るパラレルリーディング音読
テキスト見ないシャドウイング暗唱

「なぜ長文読解のトレーニングをしたいのに発音するの?」と思ったかもしれませんが、パラレルリーディングには語順通り読んでいく、ネイティブスピードで読み進めるようになる、日本語を介さずに意味を読み取るようになるといったリスニングで得られたのと同様の効果の他に、音韻処理を自動化する効果があります。

人は文章を読むとき、それが日本語であろうが英語であろうが、心の中で音読します。今まさに読んでいるこの文章も、心の中で音読しているはずです。

文字を素早く音に変えることができなければ黙読も遅いわけなので、素早く発音する練習を繰り返してください。「黙読しているときはスラスラ読めているから大丈夫」と思うからもしれませんが、実際やってみるとスムーズに発音できないことが露わになります。

文字を見てそれを音に変えることを音韻処理といいます。

素早く発音するトレーニングを繰り返すことで音韻処理が自動化され、スムーズに長文を読んでいくことができるのです。

パラレルリーディングでは、必ず意味を理解しながら読むようにしてください。文章が自分の意見かのように感情を乗せて読むと効果的です。

最後に黙読をし、スムーズに意味が理解できることを確認したら終了です。

『速読英単語(入門編)』と並行する長文問題集

『英語長文Rise 読解演習』シリーズと交互に進めていくことで、偏差値が2.5刻みで上昇し、偏差値70まで取得可能です。

『英語長文Rise 読解演習』と『速読英単語』で取得可能な偏差値

・Rise1(12問)   :偏差値55
・速単入門編(68長文):偏差値57.5
・Rise2(15問)   :偏差値60
・速読英熟語(60長文):偏差値62.5
・Rise3(15問)   :偏差値65
・速単必修編(70長文):偏差値67.5
・Rise4(15問)   :偏差値70

『英語長文Rise 読解演習』と『速読英単語』を交互にする理由

『速読英単語』シリーズで多読多聴し、長文読解量を確保しなければ、「英語の語順のまま、日本語を介さず、ナチュラルスピードで意味を取る」ができないからです。

一方、『英語長文Rise 読解演習』を使わなければ「問題を解くための読み方」を習得できません

『英語長文Rise 読解演習』と『速読英単語』を交互に使っていくことで、偏差値が2.5刻みで、段階的に上がっていくのです。

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『速読英単語(入門編)』と並行する単語帳・文法問題集

長文を読むだけでは偏差値は上がりません。

英語の偏差値は「語彙量」「文法」「長分量」によって決まります。

『速読英単語(入門編)』と並行すべき単語帳・問題集を、以下の記事で確認してみてください。具体的な単語数、文法問題数、長分量を記載しています。

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『速読英単語(入門編)』の前にやるもの

『Rise1』に取り組んでから『速読英単語(入門編)』に入りましょう。

また、『Rise1』に入るタイミングで、『システム英単語』の見出し語が1,000語を覚えられている状態にしておく必要があります。

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『速読英単語(入門編)』と語彙量のバランス

『速読英単語』シリーズと『英語長文Rise長文読解』シリーズを交互に進めていくわけですが、要所要所で「十分な語彙量を覚えられているか」を確認する必要があります。

「長文は読めているが、語彙量が足りていない」という状況に陥りがちなので、そうならないよう、次のタイミングで語彙量を確認するようにしましょう。

・Rise1(12問)   :偏差値55 ・・・シス単1,000語
・速単入門編(68長文):偏差値57.5
・Rise2(15問)   :偏差値60 ・・・シス単1,500語
・速読英熟語(60長文):偏差値62.5
・Rise3(15問)   :偏差値65 ・・・シス単2,200語
・速単必修編(70長文):偏差値67.5
・Rise4(15問)   :偏差値70 ・・・シス単の派生語+熟語

語彙量が足りていない場合は長文を止め、単語暗記に充ててください。

『速読英単語(入門編)』の後にやるもの

『Rise2』に入り、偏差値60を目指します。

『速読英単語(入門編)』は多読多聴用として使用する

『速読英単語(入門編)』は本来、「長文中で英単語を覚える」をコンセプトとした単語帳であり、100〜150wordsの長文(計56長文)に約700の英単語が散りばめられています。

松濤舎では、本書を多読多聴教材として使用しています。

最新版から音声ダウンロードが無料でできるようになっているので、下記サイトからダウンロードしましょう。

>音声ダウンロードはこちら(公式サイト)

『速読英単語(入門編)』が多読教材に最適な理由

『速読英単語(入門編)』が多読用教材として最適な理由は3つあります。

①音声がある

リーディング対策にリスニングは必須ですが、『速読英単語(入門編)』には音源が存在します。

従来のリスニング教材で長文読解対策がしにくかった理由に、リスニング教材が簡単すぎたということが挙げられます。

しかし、『速読英単語(入門編)』はもともと多読用教材ですので、この難易度で音声が聴ける点は大きいです。

②全訳が近くにあって使いやすい

『速読英単語(入門編)』は左ページが英文、右ページが全訳という構成になっています。多読多聴は理解可能な文章を読むことが必須条件です。わからなければすぐスクリプトと全訳が読めるので使い勝手がよいです。

③単語は簡単だが、大学受験に役立つ知識も増える

多読を推奨する本には、高校生や大学生にも、アメリカの小学生・中学生向けの絵本から始めることを推奨しているものも多いです。

しかし、そんな余裕は受験生や浪人生にはありません。せっかくなら大学受験を見越した教材を使いたいですよね。そこで、簡単な単語から構成されているのに大学受験に役立つ教材として、本書『速読英単語(入門編)』が最適なのです。

中学英単語と高校初級レベルの英単語が網羅されており、本書を通して基礎固めを行うことができます。

『速読英単語(入門編)』は単語帳として優秀か?

『速読英単語(入門編)』を単語帳として使用するのは効率的なのでしょうか?

本文中で覚えられるというのは、裏を返せば文脈依存して覚えることになるため、別の文脈で出たときに意味が思い出しづらいことが科学的にわかっています。

また、文章を読んで頭の中に入れていくだけになるため、テスト形式で暗記していくより効率が悪いこともわかっています

そのため、『速読英単語(入門編)』は単語帳として使うのではなく、あくまでも多読多聴の教材として使用します。

『速読英単語(入門編)』の語彙レベル

本書の「はしがき」にも下記のように、掲載単語の選定基準が記載されています。

  1. 中学検定教科書6冊の中に出てくる単語の中で、大学入試において必須と思われる重要語
  2. 大学入試で出てくる高校単語のうち、入試出現頻度が高く、早い時期に習得しておいた方がよいと思われる、応用範囲の広い基本語

もし単語に不安がある人は、松濤舎オリジナルで『速読英単語(入門編)』の単語だけを抜き出した補助教材があります。まずはこちらでひと通り単語の確認をしてから、本書『速読英単語(入門編)』を使った多読多聴をするようにしましょう。

※補助教材は塾生のみに提供しています。

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『速読英単語(入門編)』から始めるべき理由

『速読英単語(入門編)』から始める理由は、多読多聴の状態ゴールである「英語を英語のまま理解する」状態がどんな状態かを実感するためです。

難易度の高い単語を含む英文の場合、1つ1つの単語で立ち止まってしまい、その都度日本語の意味を思い出していくので、どうしても日本語を介した長文読解となってしまいます

その点、『速読英単語(入門編)』は中学〜高校初級レベルの英単語しか含まないため、日本語を介さず英語を英語のまま理解することが容易です。

『速読英単語(入門編)』で「日本語を介さないで読むってこういうことか」が実感できれば、続いて使用していく『速読英熟語』『速読英単語(必修編)』では、入門編と同じ状態ゴールを目指して勉強していけるようになります

多読多聴はこのように、自分のレベルよりふた周りほど簡単な長文から読み始めたほうが効率的に成績を伸ばせます。1日2長文(=1長文15分、1日30分程度)で進められ、1ヶ月で終わる分量です。

もし『速読英熟語』や『速読英単語(必修編)』で、英語を英語のまま理解する状態がイメージできないのであれば、『速読英単語(入門編)』から始めることを推奨します。

『速読英単語(入門編)』に入る前に改めるべき「間違った英語観」

「英単語を覚え、文法問題も解き、精読もしたのに、英語の成績が伸びない」という人はたくさんいます。その原因は明らかで、次の2つが影響しています。

  1. 日本語を介して理解しようとしているから。英語を英語のまま理解する回路が働いてない。
  2. 単語や文法知識は多数使うことで、スムーズに想起できるようになる。それができていない。

要するに、英語の多読多聴が、圧倒的に不足しているのです。

実際、日本の英語教育のクリティカルな問題点はリーディングやリスニングのインプット不足にあることが科学的にわかっています。

また、英単語と文法を覚えた後、精読すれば、長文が読めるようになるという誤った英語観が植え付けられるのも英語教育の問題点です。

英語はプログラミング言語ではありません。暗号解読のような勉強をいくら続けていても英語がスムーズに読める・聴けるようにはなりません。

補足:英単語も文法知識も重要

当然、英単語と文法知識も必要です。

英単語に関して言うと、多読多聴を通して語彙量を増やすことは非効率であることがわかっているので、別途単語帳を使って暗記しなければなりません。

また英文法に関しても、多読多聴を通して理解していくのは非効率ですし、細かな文法問題は大学受験において依然として出題が多いため、これも文法問題集で対策しなければならないのです。