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【決定版】英語の勉強方法と年間スケジュール
難関大学受験生向けに、英語の勉強方法と年間スケジュールをまとめました。参考にしてみてください。
『速読英単語(上級編)』を使う目的
『速読英単語(上級編)』は単語帳としては使用しません。
「単語は文章中で覚えたほうが良い」と言われることがありますが、文脈の中で覚えてしまうため他の文章で出てきたときに却って思い出しづらいことが科学的にわかっています。
『速読英単語(上級編)』は、長文読解対策のために多読として使用します。
1冊(1320円)で48もの長文が掲載されており、音読に必要なCDも別売りされていることが、『速読英単語(上級編)』を長文読解用の教材として選んだもっとも大きな理由です。
本書『速読英単語(上級編)』には、東大、京大、早稲田、慶應、上智などの難関大過去問から選ばれた約900語の上級レベルの英単語が含まれていますが、英単語暗記は『単語王2202』を使って勉強した方が効率的ですので、本書はあくまでも長文多読用教材と考えてください。
結果的に語彙量が増えたらラッキーですが、暗記しようと思って読まないよう注意が必要です。
※「長文掲載多数+音読用CD付き」教材を、TOEIC・TOEFLなど社会人向け教材でも調べましたがなく、Z会の速読シリーズが大学受験用として最も適していました。
『速読英単語(上級編)』の使い方
全70例文ありますが、1日1例文を対象としてください。まずは自力で黙読します。意味がわからなくても読み通すことがポイントです。1周目はざっと目を通してテーマ(よく出てくるキーワード)を把握、次は最初の段落をよく読んだあと、各段落の最初と最後の文章だけを読みます。その後、文章全体を通読してみてください。
次に全訳を読み、文章の意味を把握します。理解できる英文を多読することが読解力に繋がるので、全訳を読むことを厭わないでください。
最終的にCDと同じように音読できるようになりたいので、お手本とするためにCDを聴きます(ナチュラルスピードで)。英文を目で追いながら音を聴き、どのような抑揚で読んでいくのかを掴んでいきます。
STEP3をやりながら、同時に発音していきます。同じように読めるようになったら、いよいよ最後のSTEP.5に進みます。
最後はCDを止め、意味を理解しながら自力で音読します。「意味を理解しながら」というのがポイントです。単に字面を追って発音していくだけでは全く意味がないことが科学的にわかっています。英文を発音しながら意味を理解するのは大変ですが、実際長文読解する際にはこの処理が頭の中で行われています。この回路を鍛えるために音読しているので、スムーズにできるまで何度も繰り返しましょう。
上記を、1例文ずつ行っていきます。
最終的に全48例文が音読できるようになったら完成です。
『速読英単語(上級編)』の構成
- 全48例文掲載
『速読英単語(上級編)』の習得レベル
レベル1:ひと通り読んだ
レベル2:50%の例文を、意味を理解しながら音読することができる
レベル3:80%の例文を、意味を理解しながら音読することができる
『速読英単語(上級編)』の所要時間
1文章あたり30分ほどで完了させましょう。
10回読んでも15分しかかからない
CDは約150語/分のナチュラルスピードです。1文章平均200語なので、1文章はだいたい1.5分で終わります。10回読んでも15分しかかかりません。
CDを聴く時間を入れて、30分を目処に完了させましょう。
速読でなくナチュラルスピードで音読できたらOK
書籍名に”速読”と入っていますが、速読できる必要はありません。CDのナチュラルスピードと同じスピードで読めたらOKです。
『速読英熟語』の前にやること
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長文対策で優先的にやってほしいのは『イチから鍛える英語長文』シリーズです。しかし、これだけでは多読量が足りないため、『速読英熟語』も使っていきます。
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