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【決定版】『世界一わかりやすい東大の国語[現代文]合格講座』の使い方とレベル

[推奨]松濤舎の指定問題集です。

『世界一わかりやすい東大の国語[現代文]合格講座』の対象

本書は東大のみならず、京大・阪大といった難関大志望で、個別試験で現代文が課せられる人に推奨している参考書です。

大学ごとに特徴はありますが、東大対策をしていれば内包されると考えて問題ありません。

『世界一わかりやすい東大の国語[現代文]合格講座』の前にやるべきこと

個別試験で漢字が出題される場合は、下記教材で漢字を確認しておくとよいでしょう。

『世界一わかりやすい東大の国語[現代文]合格講座』の特徴

『世界一わかりやすい東大の国語[現代文]合格講座』で記述対策をさらに万全に

先述の『安達雄大のゼロから始める現代文』でカバーしきれないのは、決まったパターンに対する解答の書き方です。本書では、下記の3つの問いパターンに対応する解法について詳しく論じています。

  1. 内容説明問題(傍線部とはどういうことか、説明せよ)
  2. 理由説明問題(傍線部のように言えるのはなぜか、説明せよ)
  3. 論旨型説明問題(本文全体の論旨を踏まえた上で、傍線部について説明せよ)

記述問題で絶対に避けなければならないのは、問に対して答えていない答案を作ることです。これをしてしまうと、いくら模範解答と同じ要素が含まれていても点はもらえないと考えてください。

問いに対して真正面から答えるには、当該パターンの問いでどう答えたらいいかを知っていることが大変重要です。

詳しくは本書にゆずりますが、大変シンプルにまとまっているので、あとは過去問演習や東大オープン・東大実践模試を通して添削を受け、”使える知識”にしていってください。

『世界一わかりやすい東大の国語[現代文]合格講座』はシンプルで強力な考え方が掲載されている

本書『世界一わかりやすい東大の国語[現代文]合格講座』の特徴は、非常に端的に(約20ページで)東大現代文の記述対策方法がまとまっている点も挙げられます。

従来の現代文の参考書には「鉄則」といったものが大変多く載っていますが、実際に問題を解いているときにそんなことを考えてはいられません。

本書には「根本原則」とそれに紐づく「六つの定理」が載っており、これだけ頭に入れれば東大現代文に十分対応できるようになっています。

「応用範囲の広い、数少ない知識」を念頭に置いて読んでいくのが理想なのですが、それを可能にしてくれる優れた参考書と言えるでしょう。

『世界一わかりやすい東大の国語[現代文]合格講座』には採点ポイントが載っている

『安達雄大のゼロから始める現代文』にも書いてあるように、現代文の記述問題は基本的にパーツ加点方式です。本書には「採点ポイント」というコンテンツで盛り込むべき要素がまとまっているので、ポイントが簡単に見抜け、独学もしやすくなっています。

『世界一わかりやすい東大の国語[現代文]合格講座』には重要語句ができている

『安達雄大のゼロから始める現代文』に記載の通り、語句を知っていると現代文はとても読みやすくなります。『世界一わかりやすい東大の国語[現代文]合格講座』には解説に重要語句の解説が載っているので、本書を通し語彙量を増やすことができます。

『世界一わかりやすい東大の国語[現代文]合格講座』の使い方

第1章を通読する

まずは原理原則をインプットしましょう。

第2,3章を解く

考え方は、問題演習を通じて定着させる必要があります。本書には合計7題の過去問が掲載されているので、十分な演習量を積むことができます。

※なお、東大現代文の過去問演習は10年分やったという人がもっとも多いです。

本書の解き方でスムーズに解けるようになるまで、何度も繰り返し復習します。

模試や過去問演習を通してさらに定着させていく

模試や過去問演習を通し、本書の考え方をさらに定着させていきましょう。東大志望であることが決まっている人は早めに着手することをオススメします。

『世界一わかりやすい東大の国語[現代文]合格講座』の習得レベル

レベル1:ひと通り読んだ

レベル2:問題が8割以上解ける

『世界一わかりやすい東大の国語[現代文]合格講座』の目次

内容
1章傾向と対策編
2章例題編
3章実践編