『英語長文ハイパートレーニング』の使い方とレベル

[注意]松濤舎では「レベル3 難関編」のみ使用します。

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【決定版】英語の勉強方法と年間スケジュール

難関大学受験生向けに、英語の勉強方法と年間スケジュールをまとめました。参考にしてみてください。

【難関大学受験生向け】英語の勉強方法とスケジュール 【難関大学受験生向け】英語の勉強方法とスケジュール

『英語長文ハイパートレーニング』に関する前提

本書は長文の読み方を指南してくれる問題集ですが、松濤舎では「読み方指南」系問題集には『イチから鍛える英語長文』を推奨しています。

『イチから鍛える英語長文』は、『英語長文ハイパートレーニング』に類似していることから『英語長文ハイパートレーニング』を参考にしながら作られたと考えられますが、あとから出た『イチから鍛える英語長文』の方が上位互換です。

上記を踏まえ、本書『英語長文ハイパートレーニング』は『イチから鍛える英語長文』を使ったあと、さらに多読を進めるための使い勝手の良い多読用問題集として使用することを推奨します。

『英語長文ハイパートレーニング』を勉強する目的

長文の多読が目的です。

長文の読み方を定着させつつ、長文読解の回路を作ることが目的です。

最終的に「音読しながら意味が読み取れる」状態になったら本書はクリアです。

『英語長文ハイパートレーニング』の特徴

”センスグループ”に分けて読む練習ができる

センスグループとは2〜5語ほどの意味のカタマリのことです。全文がセンスグループに分けて翻訳してあり、ここに目を通すことで意味のカタマリ単位でパッパと速読していくことができます。

ページの最初の方に「センスグループの分け方」というコンテンツも載っており、大変参考になるので必ず目を通すようにしてください。

ただし、本書にも書いてあるように「切り方ばかりに集中するあまり、読むのが遅くなってしまっては本末転倒」ですし、そもそも難関大学ではスラッシュリーディングでは読めない文章が多く登場します。よって、スラッシュリーディングしてほしいわけではないということに注意しましょう。

あくまでも黙読する際に、意味のカタマリ単位でパッパと読んでいくことがポイント、ということです。

なお、本書では「SとVを探しながら読む」ことについては触れられていませんが、『イチから鍛える英語長文』で練習したように、SとVを探しながら読むようにしてください。

固まりで読めることを意識した「英文精読記号システム」

ページの最初のほうに「英文精読記号システム」というコンテンツが載っています。

はじめはただの表記ルールでしかないと思っていましたが、記号に注目することで「固まりとして名詞の働きをするもの」「固まりとして形容詞の働きをするもの」「固まりとして副詞の働きをするもの」を意識して読めるようになります。

全文の構造解析は、ともすると「長文は全文精読して読むものだ」という誤った認識に繋がりがちですが、正しい読み方を身につけたあとでは、SとVを探す補助コンテンツとなり、大変有用です。

音読用コンテンツが充実

CDが付属しています。また、左ページが白文(下線やカッコがない地の英文)、右ページが全訳の別冊で付いているなど、音読用のコンテンツが充実しているのも本書の大きな特徴です。

「トピック」が載っている

解説に「トピック」というコンテンツがあり、ここで大意を掴むことができたかを確認することができます。

長文問題集なら基本的に載っているコンテンツ

下記は、長文問題集なら必ず載っているものなので、特に特徴にはなりません。

  • 英単語まとめ
  • 構造解析(一部 or 全文)
  • 各設問の解説
  • 全訳
  • 最新のテーマ/今後も出題されるであろうテーマを扱う

『英語長文ハイパートレーニング』の使い方

STEP.1
設問を読む
まずは問題にチャレンジしますが、長文を読みはじめる前に設問と選択肢に目を通してください。だいたい30秒くらいで「どんなテーマを扱っているのか」がわかればOKです。
STEP.2
SとVを見抜きながら読む
文章の骨子は主語と述語です。文章を読む際にはSとVを押さえながら読んでください。下線部分や和訳問題、複雑な構文で意味が読み取れない英文では5文型まで読むようにしてください。
STEP.3
「速読トレーニング」を参考に読み下す
SとVを探しつつ、「速読トレーニング」に載っている「センスグループで分けられた英文」を頭からその順に読んでいってください。スラッシュで囲まれたカタマリ単位で英語を読むようにします。
STEP.4
音読のために精読する
これまでは速読をする練習をしましたが、ここからは音読のための精読を行います。長文問題集で精読をするのは音読をするためです。「徹底精読」で構造解析がされているので、語彙も構造も不明点がない状態にするようにしてください。きちんと読んで不明点がないようにしましょう。
STEP.5
音読のためにCDを聴く
音読をするためにCDを聴きましょう。発音やイントネーション、リズムを暗記し、自分も同じように音読するためです。副次的にリスニングの力もつきます。なお、問題集には「CDを聴いただけで英文の意味が浮かぶようになれば、この問題集はクリアです」とありますが、本書はあくまで長文読解のために使用するので、CDを聞いて英文の意味が浮かぶようになることを目指すものではありません。
STEP.6
意味を理解しながら音読する
CDで聴いた音声を参考に音読してください。大事なのは、音読しながら英文の意味がわかっているかを確認しながら行うことです。その英文だけでなく、英文全体で言おうとしていることを掴もうとしながら読んでください。単に音読をしても、発音することに意識が向いて作業になってしまったら逆効果です。当然、SとVに着目する、カタマリごとに読み下ししていく、複雑な英文は構造解析を踏まえた上で読めているか確認しながら読む、という読み方をしていくようにしましょう。
STEP.7
STEP.7を繰り返す
本書を使う目的は、長文の読み方を身につけることです。先に設問を見てざっくりテーマを掴む、SとVを意識しながら読む、読み下しをする、という読み方を習得すること、そして音読を通して英語読解の回路を鍛えることにあります。設問が解けることは重要ではありません。正しい読み方が身につき、英文読解の回路が鍛えられれば、自然と設問は解けるようになります。よって、STEP.6を繰り返し、頭から止まらずに意味が読み取れるようになったら本問題集はクリアです。

『英語長文ハイパートレーニング』の掲載長文数

レベル1 超基礎編:12題

レベル2 センターレベル編:12題

レベル3 難関編:12題

[注意]松濤舎では「レベル3 難関編」のみ使用します。

『英語長文ハイパートレーニング』の習得レベル

レベル1:設問の8割以上を自力で解くことができる。

レベル2:長文を頭から意味を理解しながら、スムーズに黙読できる。

レベル3:長文を頭から意味を理解しながら、スムーズに音読できる。


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