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【決定版】英語の勉強方法と年間スケジュール
難関大学受験生向けに、英語の勉強方法と年間スケジュールをまとめました。参考にしてみてください。
『基礎からの新々総合英語』に関する前提
本書『基礎からの新々総合英語』は、問題の数が多いため、テストを通して知識の定着を図ったり、理解の確認がしやすいという点が最大の特徴です。
一方、「文法問題が解けるようになるための解説」といった印象が強いのも正直あります。共通テストでも単独での文法問題は出題されなくなっています。
大事なのはリーディングのための文法知識、リスニングのための文法知識、ライティングのためのリスニング知識です。
そこで、松濤舎では文法書として『総合英語 FACTBOOK』を推奨しています。
『基礎からの新々総合英語』の特徴
他書と比べて問題数が多いことが特徴です。文法内容が理解できているか、問題を通して確認することができます。
『基礎からの新々総合英語』の使い方
この例文の意味が掴めるようになることが目標となります。例文を理解するために、それに続く解説をよく読みましょう。ただし、
- 「▶」「注意」の部分は必要な解説が書かれているので必ず読みます。
- 「注」「発展」は細かすぎるので不要です。
計566ある基本例文を理解したら、問題(TRY)にチャレンジします。理屈がわかった上で、問題(TRY)が解ける状態を目指します。
問題(TRY)は、別冊の解答を開いたまま解いてOKです。つまり、少しでも詰まったらすぐに解説を読んでください。なぜそのような解答になるかわからなかったら、本文に戻って調べます。
「Grammar for Writing」「Grammar for Reading」「Grammar for Communication」というコンテンツでは、入試頻出トピックを扱っています。必ず目を通し、入試前には必ずチェックするようにしましょう。
『基礎からの新々総合英語』の注意点
チャートの良い点は、情報量が十分であるため辞書的な利用に適している点にあります。悪い点は、良い点の裏返しになりますが、情報量が多すぎるため、細かい点に目がいってしまい本質を見失ってしまうことです。
<使い方>の最初に書きましたが、以下を目標に勉強することを忘れないでください。
- 計566の基本例文を理解すること
- 問題(TRY)が解けるようになること
『基礎からの新々総合英語』の習得レベル
レベル1:50%の基本例文(合計566)を見て、和訳をすぐ想起できる
レベル2:50%の問題(TRY)が解ける
レベル3:80%の基本例文(合計566)を見て、和訳をすぐ想起できる
レベル4:80%の問題(TRY)が解ける
『基礎からの新々総合英語』の目次・例文/問題掲載数
章 | 例文数 | TRY問題数 |
---|---|---|
1 文の種類 | 20 | 7 |
2 文の構造 | 22 | 5 |
3 動詞の語形変化 | 0 | 2 |
4 時制 | 39 | 5 |
5 助動詞 | 37 | 4 |
6 動詞の態 | 17 | 5 |
7 不定詞 | 42 | 8 |
8 動名詞 | 30 | 4 |
9 分詞 | 26 | 1 |
10 比較 | 41 | 3 |
11 関係詞 | 43 | 5 |
12 仮定法 | 17 | 6 |
13 時制の一致と話法 | 9 | 3 |
14 否定 | 18 | 3 |
15 強調・倒置・省略・挿入・同格 | 18 | 3 |
16 無生物主語・名詞構文 | 10 | 0 |
17 接続詞 | 41 | 3 |
18 名詞 | 10 | 4 |
19 冠詞 | 16 | 1 |
20 代名詞 | 32 | 9 |
21 形容詞 | 15 | 1 |
22 副詞 | 12 | 1 |
23 疑問視 | 17 | 0 |
24 前置詞 | 34 | 3 |
『基礎からの新々総合英語』の前に使用するもの
特にありません。文法書は1冊でOKです。
『基礎からの新々総合英語』と並行して使うもの
文法問題集を使い、演習を通して文法知識を習得していきます。松濤舎では『英文法・語法 Vintage』を推奨しますが、すでに別の文法問題集を使っている場合は、そのまま使用して構いません。
詳しい使い方については下記URL先をご覧ください。
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