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【合格体験記】秋田大学 医学部医学科(現役・男性)

概要

高3の4月から指導開始。約10ヶ月間で成績を伸ばし現役合格しました。

塾遍歴

  • 高1:大手塾
  • 高2:独学
  • 高3:松濤舎

高1,2時代について

高1で通っていた塾は、数学のみ受講で集団講義。学校より少し進んだ授業を週1回行う程度。自習室利用と質問対応のために通っていた。

高2では独学に切り替えたが、どのテキストを使うべきか自信が持てず、あまり成績は伸びなかった。

成績推移

第2回全統記述模試

英語119(62.9)
数学142(63.3)
国語94(52.9)
物理62(62.5)
化学52(57.7)

*カッコ内は偏差値

共通テスト

計721
R82
L70
数1A81
数2B89
化学76
物理80
地理B74
国語169

使用問題集

  • 数学:Focus Gold1A,2B,3(星3個問題まで)
  • 英語:シス単、単語王、FACTBOOK、Next Stage、和文英訳教本、速読英熟語、速読英単語(必修編)、国立リーディング
  • 化学:宇宙一わかりやすい高校化学、エクセル化学、良問問題集
  • 物理:漆原晃の面白いほどわかる本、エクセル物理、良問問題集
  • 国語:きめる!現代文、古文単語315、ジャンプアップノート、漢文早覚え速答法
  • 社会:きめる!地理

松濤舎のよかったところ

英語がすごく伸びた

特に、速読英熟語がよかったです。

使い方のページに書かれている方法(リスニングとパラレルリーディングを軸とした勉強法)をそのままやったら英語を読むスピードが明らかに上がりました。

共通テストのリーディングで高得点が取れたのも速読英熟語のおかげだと思っています。

数学を効率的に進められた

あれほど体系化されたやり方(星マークごとにやる、×がついたものだけ復習する、できるだけ時間を置いて復習するなど)でやるべきとは知りませんでした。

効率的な勉強方法が知れてよかったです。

やるべきことが明確だった

全科目において、やるべきことを言い切ってもらえるのが大きかったです。迷わず勉強できました。

各科目の振り返り

英語

  • システム英単語:学校でも指定されていて、高1からやり込んでいました。多義語セクションがよかったです。
  • ネクステージ:学校指定でした。ちょっとやってすぐ終わったのであまり思い入れはありません。
  • 速読英熟語、速読英単語(必修編):速読できるようになり、長文が間に合うようになりました。
  • 和文英訳教本:愛用していました。文法のニュアンスが掴めるようになりました。文法の復習にもなってよかったです。

数学

Focus Goldは本当にいい問題集で、松濤舎指定のやり方通りにやっていれば問題ありません。高1から出会っていたらよかったです。

化学

宇宙一わかりやすい高校化学:無機化学編が覚えやすくてよかったです。理論はあまりやっていませんが、参考書にもっと戻ればよかったと今になって思います。

物理

エクセル物理:セミナー物理(学校指定)より、簡単なものから難しいものまで入っていてよかったです。

国語

きめる!現代文:読み方が学べたのはよかったです。実感はあまりありませんが、共通テスト当日の現代文は過去最高点だったので、効果はあったのかもしれません。

後輩に伝えたいこと

  • 早いうちから型にはまった勉強を教えてもらったり、身につけるとよいです。
  • 速読英熟語、速読英単語は、言われたやり方で早いうちからやっておくべきだと思います。
  • 高1,2では模試で国語を受ける必要があり点数が安定しないので結構時間を費やしてみたが、松濤舎で言われたように、配点が低いのであまり気にしなくてよかったです。
  • 社会選択は地理を選ばないほうが個人的にはよかったと思います。点数が安定せず、これを覚えたら点数が取れるというものがなくやりにくかったからです。

指導者からのコメント

学習の姿勢

とにかく素直で、言われたことを徹底的に行っていました。陸上部に所属していましたが、コロナ禍で休校や自宅学習時間が確保できたため、この時間を活用して大きく成績を伸ばすことができました。

出願戦略

入塾時の成績的には国公立医学部は難しいと判断するのが一般的かもしれませんが、基礎から穴を埋め、共通テストで点が取れれば十分可能性があると判断。英数理を中心にしながらも、並行で国社の対策も進めていました。

私立医学部を推奨する塾も多いですが、共通テストで最低限の点数を取るために必要な習得レベル(問題集ごとに定義)がわかっているため、その状態ゴールを目指し勉強してもらいました。

問題集選定

国公立医学部は基本問題・典型問題を網羅すれば合格します。

英語はシス単のみ、文法はすでに素地があったので多読多聴と英訳対策をメインで対策しました。秋田大学は個別試験が英数のみとなり、英訳の占める割合が大きいため早めに手をつけていました。

数学はFocus Goldの星3個問題まで。時間との兼ね合いで数1A,2Bは例題を中心に取り組みました。数3は練習まで解いています。解けるようになったテーマ数に応じて成績も安定。秋田大学の過去問も、ほとんどが星3個までで対応可能でした。

理科は少々伸び悩み、良問問題集まで入りましたが、思うように伸びきれなかったというのが正直なところです。

国社は現役生ということもあり学校での対策時間で十分まかなえるところがあるので、参考書の指定にとどめ、マーク模試や学校で行った過去問結果を元に、必要であれば勉強時間・教材の追加を随時行いました。

最終的に到達した習得レベル

※塾生のみ公開

最後に

やる気があって素直で真面目な地方在住生にとって、必要なことは「難関大合格者の”当たり前”を知り、徹底すること」であることを、改めて教えてもらいました。

合格おめでとうございました!