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【決定版】『宇宙一わかりやすい高校化学』の使い方とレベル

[推奨]松濤舎の指定問題集です。

 

 

 

目次

『宇宙一わかりやすい高校化学』を使った合格実績

以下、松濤舎の合格実績です。

『宇宙一わかりやすい高校化学』 + 他教材 で合格

医学部医学科

大阪大学、東京医科歯科大学、横浜市立大学、広島大学、金沢大学、新潟大学、浜松医科大学、愛媛大学、大分大学、富山大学、弘前大学、秋田大学、東京慈恵会医科大学、順天堂大学、日本医科大学、国際医療福祉大学、自治医科大学、昭和大学、東京医科大学、東邦大学、日本大学、聖マリアンナ医科大学、東海大学、東京女子医科大学、埼玉医科大学 など

他学部

大阪大学、名古屋大学、北海道大学、東北大学、神戸大学、千葉大学、筑波大学、東京学芸大学、岩手大学(共同獣医学科)、鳥取大学(共同獣医学科)、慶應義塾大学、早稲田大学、東京理科大学、上智大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学 など

『宇宙一わかりやすい高校化学』で合格できる大学

『宇宙一わかりやすい高校化学』だけで偏差値60まで取得可能*です。

(*)ロジック:①実際に全統記述模試と問題集を紐づけ、解けるべき問題を割り出して算出。②実際に生徒が取得した偏差値と習得レベルとの関係を踏まえ、現実的な偏差値を割り出しています。

『宇宙一わかりやすい高校化学』だけで偏差値60が取得可能ということは、河合塾のボーダー偏差値**で、偏差値57.5の大学までが対応可能の目安です。

(**)ボーダー偏差値は河合塾が発表している値で「昨年、その偏差値を取った人の50%が合格した偏差値」が定義です。科目別では発表されません。パスナビで表示される偏差値も、この河合塾のボーダー偏差値です。

『宇宙一わかりやすい高校化学』で取得可能な偏差値

松濤舎では、各問題集に「習得レベル」を定義しており、偏差値(全統記述模試)との関係がわかっています

『宇宙一わかりやすい高校化学』の習得レベル

レベル1:参考書部分を一読した
レベル2:別冊問題集の5割以上が、自力で解けた
レベル3:別冊問題集の8割以上が、自力で解けた:偏差値60

『宇宙一わかりやすい高校化学』の問題数

185問(3シリーズ合計)

『宇宙一わかりやすい高校化学』を課題に組み込む

以上のように、「志望校が決まる」⇒「偏差値が決まる」⇒「問題集の習得レベルが決まる」⇒「解くべき問題数が決まる」というロジックが成り立ちます。

松濤舎ではこのロジックをもとに、定量的な課題を作成して、徹底した管理指導を行い、高い合格率を誇っています。

関連記事

『宇宙一わかりやすい高校化学』の使い方

『宇宙一わかりやすい高校化学』を辞書利用する

学校の授業をひと通り聴いており、あとは問題演習をすればいいだけの場合、『宇宙一わかりやすい高校化学』は辞書代わりに使うことになります。問題演習をしていてわからないと思った箇所は『宇宙一わかりやすい高校化学』で該当箇所を読みにいき、整理するとよいです。

特に弱い箇所については別冊問題集も解いてみてもいいでしょう。

ほとんどの人が『宇宙一わかりやすい高校化学』を、このような辞書利用をすることになります。

『宇宙一わかりやすい高校化学』を学校の補助として使う

学校の授業がわかりにくいなと思ったときは、授業中に開いておいたり、授業後の休み時間にサクッと読んで理解するとよいでしょう。『宇宙一わかりやすい高校化学』は予習にも使えます。学校で習う範囲を読んでおくと、授業でのつまずきが最小限になります。

『宇宙一わかりやすい高校化学』で問題演習までつなげる

学校の授業がわからなかったり独学で進めている場合は、『宇宙一わかりやすい高校化学』を最初から読み進め、別冊問題集まで活用するとよいでしょう。

先述の通り『宇宙一わかりやすい高校化学』の別冊問題が8割以上解けるようになるだけで偏差値60が出ます。

これは教科書傍用問題集でいうと、基本的な計算問題や用語をチェックする問題が8割以上解ける状態に相当します。『エクセル化学』でいえばWARMING UP問題、『セミナー化学』ではプロセス問題です。

『宇宙一わかりやすい高校化学』の特徴

『宇宙一わかりやすい高校化学』は、右ページが図解のため理解しやすい

本書は左ページがテキスト、右ページがその図解となっています。

人は、テキストと図解の両方を提示されたほうが、一方のみを提示されるより理解しやすいことが科学的に知られています。右ページを見ながらテキストを読むことで、理解の齟齬がないことも確認できます。

また、化学は目に見えないミクロな世界で起きていることがイメージできるようになることがポイントです。よって、図解を多用することでミクロな世界がイメージしやすくなり、効率的に理解できます。

『宇宙一わかりやすい高校化学』は、別冊問題集が付いているので確認しやすい

『宇宙一わかりやすい高校化学』には別冊問題集が付いており、典型問題がひと通り勉強できるようになっています。参考書部分を読んだあとは別冊問題集を解いてみることで、実際にどのような問題として出題されるのか、どこがポイントなのか、よりわかるようになっています。

『宇宙一わかりやすい高校化学』の次にやること

化学という科目は出題パターンが決まっているため、事前にどれだけ多くの出題パターンに触れ、解けるようになったかが偏差値を決めます。

そういった観点から、化学の勉強の中心にあるのは教科書傍用問題集です。

松濤舎では、市販で解答も手に入れられる『エクセル化学』を推奨しています。『エクセル化学』の使い方、習得レベルの定義、注意点については下記に詳しくまとめています。

※すでに学校で『セミナー化学』『センサー化学』『リードα化学』などの教科書傍用問題集を使用している場合は、そちらを使い続けて構いません。『エクセル化学』に切り替えることで、すでに解ける問題を再度解くことのデメリットがまさるからです。

『宇宙一わかりやすい高校化学』著者による執筆背景

『宇宙一わかりやすい高校化学』シリーズは、松濤舎代表が企画・執筆したものです。以下に執筆背景を書きました。一読いただけると、より効率的に活用できるようになるかもしれません。

『宇宙一わかりやすい高校化学』以前は、化学の理想的な参考書がなかった

私が高校時代(2004〜2006年)、数学や物理、生物には優れた参考書があったのですが、化学には存在しませんでした。私自身、化学という科目は好きで、学校の授業を聴いたあとに色んな問題集を購入し、基本〜難問までを数多く解いていたのですが、『100選』という非常に難しい問題集に入ってはじめて「化学が掴めた」と感じました。

それはどうしてそのように感じられたかというと、化学はミクロな世界がイメージできたら、すべて解けることがわかったからです。私たちはマクロな世界としか対峙できないわけですが、実際はミクロな世界があってのマクロな世界なわけです。だから、原子や分子といった粒子が、どうなっているかがイメージできれば、東大であれ京大であれ、どんな難問も解けることがわかったのです。

このように理解したとき「どうして誰も、これを教えてくれなかったんだ」と思いました。

化学で扱う各事象をすべて、ミクロな世界にトリップし、何が起きているか手にとるようにわかるようにしてくれたら、こんなに苦労することなかったのに・・・と思いました。

運良く大学4年時に出版する機会をいただくことができ、自身初の著書となる『宇宙一わかりやすい高校化学(理論化学編)』を出版することになりました。

『宇宙一わかりやすい高校化学』は、ミクロな世界をイメージするために右ページを図解に

もともと「ミクロな世界がイメージできたら何でも解ける」「何が起きているかイメージできるよう図解したい」という思いがあったので、必然的に図解の多い参考書を作ろうと思っていました。

しかし、ただ図解が多いだけの参考書は見にくいです。資料集などをイメージすればわかると思いますが、かえって思考が整理されません。

僕は「わかりやすいかどうか」に対して非常に敏感で、教科書や資料集は煩雑すぎて一切頭に入ってこない性格でした。

そこで、すべてのページを「左テキスト・右図解」というフォーマットにし、見やすくしました。これは私自身が愛読していた図解雑学シリーズ(ナツメ社)のフォーマットをヒントにしています。ただし、図解雑学シリーズは左ページと右ページのリンクが弱いのですが、『宇宙一わかりやすい高校化学』は左ページで書いてあることをそのまま図解しているため、情報量としては左右等しくしています。

編集者さんからは「こんなに図解の多い参考書は作ったことがないが、これくらいしないと新しい参考書は生まれないね」と言われ、企画にGOサインが出たのです。

『宇宙一わかりやすい高校化学』は、図解でないと頭に入ってこない著者による参考書

僕は物事を理解する際、図解しないと理解できない性格です。文章だけでは理解できない、理解効率が低いと思ってしまう、あるいは本当に自分の理解が正しいか自信が持てないのです。

よって、初めから「自分が理解するとしたら、このように理解する」「このようなイメージとして理解しておく」というものを書き、そのまま参考書にしました。

『宇宙一わかりやすい高校化学』というタイトルは「俯瞰」と「負荷」からきている

『宇宙一わかりやすい高校化学』というタイトルにした理由は2つあります。

1つは、私のイメージとして、地球の物事を宇宙から俯瞰して理解している”感じ”が非常にしっくりくるからです。どうしても地球目線で(水平に)物事を見ていては理解できないものが、俯瞰してみるとよりよく見えることがあります。このイメージが自分にはしっくりきていました。

もう1つは、自分に負荷をかけるためです。実際、このタイトルは仮で、私が自分にプレッシャーをかけるためにWordのタイトルにしていたものでした。「一番わかりやすい参考書にするんだぞ」ということで。

しかし、編集者さんは「これくらい勢いがあったほうがいい」ということで、そのまま企画会議を通過。そうして宇宙人キャラが参考書を執筆したという世界観(設定)も決まり、いまの形になったのです。

『宇宙一わかりやすい高校化学』の無機・有機はまた違った特徴に

「ミクロな世界をイメージする」は理論化学では有効なのですが、無機・有機は少し違います。

「左テキスト・右図解」というフォーマットは変えず、自分が受験生時代にあったら絶対によかったと思える特徴を持たせて作りました。無機で言えば擬人化、有機は全体の流れを明確にし、学んでいることの位置付けがわかるような工夫をしました。

これからも長く愛されるよう、どんどん改訂していきたいと思います。