【インタビュー記事】第2回共通テストはどう対策すべき?(詳細はこちら)

【合格体験記】日本大学 医学部医学科(2浪・男性)

プロフィール

暁星高校卒業。現役&1浪時には医学部の1次合格はありませんでしたが、2浪では演習時間を十分に確保し、日本大学 医学部医学科に合格。

塾遍歴

  • 現役(高2〜):Gnoble(英語)、SEG(数学&物理)
  • 1浪:医学部専門予備校
  • 2浪:松濤舎

現役時はあまり勉強に身が入らず、1浪時に通った塾で”ゼロからの状態”を脱することはできたが、実際に成績が伸びたと感じたのは土日に自分で机に向かって勉強している時間で、1浪が終わった時点で「授業形式はもういい」と思っていたとのこと。

2浪から松濤舎に入塾。

この合格体験記が参考になる人

  • 医学部浪人生
  • 医学部専門予備校に通っても合格できなかった人
  • 演習不足の受験生

成績推移

入塾前

センター試験

合計:688/950点
(内訳:塾生のみ限定公開)

入塾後

第二回全統記述模試

※塾生のみ限定公開

第三回全統記述模試

※塾生のみ限定公開

共通テスト

※塾生のみ限定公開

使用問題集

  • 数学:Focus Gold1A,2B,3(星3個問題まで習得、星4個問題は途中まで)
  • 英語:シス単、単語王、FACTBOOK、Vintage、和文英訳教本、速読英熟語、速読英単語(必修編)、国立リーディング、私立リーディング、イチから鍛える英語長文500,700
  • 化学:宇宙一わかりやすい高校化学、エクセル化学、良問問題集
  • 物理:宇宙一わかりやすい高校物理、エクセル物理、良問問題集
  • 国語:きめる!現代文、マドンナ230、ジャンプアップノート、漢文早覚え速答法
  • 社会:きめる!地理、センター過去問10年分

松濤舎のよかったところ

英語が大きく伸長した

偏差値70まで上がったのが嬉しかった。ここまで上がったのは速単必修編をやったのが大きかった。音源を使って止まらずに読む練習をした結果、自分はこれまで全然読めてないことがわかった。この1年を通し、量をやり込んだという自信もついた。

多少難しい文章になっても、読むスピードが上がっていたので、難しいところ以外は読み飛ばせるようになっていたので、難しいところもゆっくり読めた。

問題演習中心で勉強できた

期待した通り、問題演習に十分な時間が確保できた。

例えば、数学ではFocus Goldに解くべき1,000テーマが載っており、これを潰すだけの時間が確保できたため、あまりビビらず本番を迎えられた。

私大の小問集合は全部FGに載っていたし、日大の証明問題はFocus Goldに載っていた星3問題そのままだった。極限が苦手だったが、Focus Goldで対策して得意になっていたため本番で解けた。

基礎から固め、医学部合格レベルまで引き上げてくれた

4月時点で理論化学の計算はまったく解けなかったが、エクセル化学で理論の計算を網羅的にやれたのがよかった。また、エクセル物理の「Warming UP」がよかった。普通の問題集では、ここまで基礎から扱ってくれない。

各科目の振り返り

英語

  • シス単:英単語帳の中で一番良かった。確かにコロケーションが入試に出た。難しい単語は注釈が振ってあるので、結局読まないといけない単語はシス単に載っていた。
  • 単語王:シス単のほうが負担がない上に、入試に必要な語彙量が身についた気がする。
  • Vintage:演習量を増やせてよかった。
  • FACTBOOK:最初読み込んだが、その後は辞書代わりに使用していた。
  • 速読英単語(必修編):一番良かった教材だった。このおかげで読むスピードが格段に上がり、英語の点数が安定した。
  • 私立リーディング:上智の問題で「悩ましいから、いったん選んだら次にいこう」といったことが書かれていて、飛ばす勇気が持てるようになった。
  • 国立リーディング:めちゃくちゃ難しいと感じた。設問は過去問と比べて難しいと感じた。
  • イチから鍛える英語長文500,700:国立/私立リーディングをやったあとだったので、解けるという自信がついた問題集だった。重要な和訳問題対策ができたのでよかった。自分的にはあまり難しすぎるものはやりたくなかったから気がラクでよかった。
  • 過去問:合格点が取れているな、という感じだった。東京医大のような特殊な形式が出るのであれば、もう何年か分やっておければよかった。

数学

  • Focus Gold:国公立の記述向けという勝手な印象だったが、私大でも数学は十分に点数が取れた。星3個まででカバーできていた。やり込むには時間がかかるのが唯一の欠点。星4個問題になると10周くらいやる必要がありそうでハードだと思った。

化学

  • 宇宙一わかりやすい高校化学:最初使い方間違えていた。春〜夏前に一読して、それ以降はずっと問題集の解説を読むだけに留まっていた。もう少し問題集と参考書を往復すればよかった。
  • エクセル化学:4月時点で理論の計算系はまったく解けなかったが、エクセル化学で理論の計算を網羅的にやれたのがよかった。ただし、そのまま覚えてしまい、どこが本質なのかがわからないまま暗記するのは避けるべき。
  • 良問問題集:エクセルをやっていたおかがで確認問題はほとんど解けるようにはなっていた。必須問題、レベルアップ問題は入試レベルだったので、もう少しやり込んでもよかった。ヨウ素滴定などは、エクセルでは誘導が多かったが、良問問題集には入試問題として載っていた点がよかった。

物理

  • 宇宙一わかりやすい高校物理:一読しただけだった。その後問題集をやったら解けたので、それで用済みと思ってしまっていた。
  • エクセル物理:Warming UPがよかった。普通の問題集ではここまで基礎から扱ってくれる問題集がない。
  • 良問問題集:必須問題は私大でも出たので、もう少し時間があったらやり込みたかった。エクセルには載ってないレベルだった。

国語

  • マドンナ230:後ろにある単語カードがよかった。負担なくセンターレベルの単語を入れられた。
  • 早覚え速答法:後ろについていた「92個だけ覚えればいい」というコンテンツがよかった。あまり負担にならず他の科目に時間を割けられた。漢詩の読み方や重要構文では、いくつか意味があるものでも「片方は大学入試では出ない」などの情報が載っていてよかった。いらないところは載ってなく、実際に問われるところしか載っていなかったのがよかった。

後輩に伝えたいこと

  • 英語は固めれば絶対にぶれないから、英語は本当に重要。毎日隙間時間に、音声を使ってリスニングして音読するのはやったほういいと思った。現役時に通っていた塾が音読重視だったが、松濤舎でも同じことを言われ、より納得感が強かったというのもある。
  • 数学はFocus Goldを、星3個まで、単元を習ったタイミングで潰しておけたら入試では無敵だったと思う。
  • 英語と数学は秋くらいに成績が出たので、伸びてきている感覚があった。最後は理科だけやればいいという安心感があった。模試で解けた問題はFocus Goldで解けていた問題の類題だったし、できていなかった問題はFocus Goldでまだ解けてない問題だったから、そういう意味でも自信になった。
  • 英語と数学を早い時期に固めることが本当に大事(実力がつくと点数が安定するため)。これは高校時代にも言われていたが、今になって振り返ってみると本当にそうだったと思う。医学部は理系学部の割に英語の成績が合否を左右するということを、入試が終わってから強く感じた。
  • 偏差値に関わらず、過去問を解いたときに「解きやすい」と感じた大学には出願するといい。日程が被ってなかったら受けたほうがいいと思う。

指導者からのコメント

学習の姿勢

入塾からずっと、1日12時間勉強を欠かさず行っていました。問題集を見ても、◯×マークがきちんと累積されているだけでなく取り組んだ日付まで書いて管理しており、徹底的にやる姿勢が一貫していました。親御様からも、家でずっと音読をしていたと報告いただいています。

出願戦略

私立医学部を受験可能であることから、学費と相談で進学可能な大学にひと通り出願しました。共通テスト対策も行いましたが本番で思ったように点数が取れなかったため、1月以降は私立医学部をメインに対策を進めています。

問題集選定

私立医学部の受験が可能だったので、英数理を中心に設計。特に、英語と数学は素地があるものの穴が多かった(=1浪時に過去問演習を多くやっていた)ため、確実に伸ばせると判断し手厚く対策しています。

英語はシス単、FACTBOOK、Vintage、速読英熟語、イチから鍛える英語長文などのボトムアップ問題集だけでなく、単語王、和文英訳教本、国公立リーディング、私立リーディングなどのトップダウン問題集まで入りました。

数学はFocus Goldのみで志望している国公立医学部も対応可能だったため、1シリーズのみ徹底。最終的に星3個問題までは練習問題まで大凡固めることができました。星4個問題まで入りましたが、すべてを固めるには至っていません。

理科は苦手意識が強かったため、エクセルを1冊仕上げました。良問問題集で補強しましたが、最後まで苦手意識が拭えず、伸び切らずに本番を迎えたというのが正直なところです。

最終的に到達した習得レベル

※塾生のみ公開

最後に

英語と数学は盤石にした状態で入試を迎えられたことが、「本番何があるかわからない私立医学部」で合格してきたと思います。実際、日本大学の入試本番では、化学が過去問と大きく違っていた(誘導に乗れば解ける問題だった)一方、英数は差がつく問題だったとのことで、差がつく科目で実力を付けたことが合格に繋がっています。

合格おめでとうございます!