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【決定版】医学部共通テスト|社会の対策

医学部共通テスト対策|社会はどのような試験か?

第1回共通テストが2021年1月に施行されましたが、試験内容はどんなものだったのでしょうか?

まずは以下の記事で、共通テスト社会がどのような試験だったのか、試行調査・センター試験との違いを比較しながら理解してください。

>共通テスト世界史Bの詳細はこちら
>共通テスト日本史Bの詳細はこちら
>共通テスト地理Bの詳細はこちら
>共通テスト倫政の詳細はこちら
>共通テスト現代社会の詳細はこちら
>共通テスト倫理の詳細はこちら
>共通テスト政経の詳細はこちら

その上で、医学部受験生がどう対策すべきかまとめました。

医学部共通テスト対策|『共通テストへの道』という最強の問題集

『共通テストへの道』(山川出版社)という教材をご存知でしょうか? 長らく『センター試験への道』という名前で出版されていた教材ですが、共通テストに変わったことで名称も変わりました。

松濤舎ではこちらの教材を共通テスト対策の主軸に据えています。実際、東大生御用達の問題集となっています。

『共通テストへの道』の最大の特徴は、センター試験・共通テストの過去問を小問レベルに分割した後、同じテーマの問題をまとめて再構成したというコンセプトにあります。

センター試験や共通テストの対策は、予備校の作った予想問題より圧倒的に質が高く、難易度も安定しています。そのためセンター試験や共通テストの過去問を使って勉強するのがもっとも効率的なのですが、難点はランダムに問題が並べられているので、テストにはなれど教材としてはいまいちなのです。

『共通テストへの道』はこの再構成を行ってくれているため、過去問を通した演習ができる上に頭も整理されるという、まさに理想の教材なのです。

世界史や日本史は過去20年分ほどを網羅しているので、これ一冊やれば十分すぎるほどの知識がつきます。

医学部受験生は社会選択が決まったら本書を購入し、定期テスト対策や共通テスト模試の前に解くことで、センター試験や共通テストという質の高い問題を通して知識のアウトプットとインプットができるのです。

問題のすぐ横に解説が載っており、錯誤肢が間違っている理由についても簡潔に書かれているので大変使い勝手もいいです。

医学部共通テスト対策|わかりやすい参考書を1冊添えて

社会は、学校のノートやプリントが参考書が代わりになると思いますが、市販の参考書も購入しておくとよいでしょう。気に入ったものでいいと思いますが、松濤舎では、先述のリンク先にある、各科目でおすすめしている教材を使うのを推奨します。

とにかく、紙面が見やすく中身が整理されている教材を使うことを推奨しています。

医学部共通テスト対策|7割台でOK、8割台がマックス

社会科目を個別試験で出題する医学部はありません。

よって、どの国公立医学部を受験するにせよ、社会対策=共通テスト対策となります。

故にもっとも配点比率が低いので、対策は最小限に留め、配点比率の高い英語・数学・理科に時間を割くようにしましょう。

社会は、7割台を安定して取れることを目指しましょう。最大でも8割後半と考えてください。それ以上狙うのは非常に効率が悪くなります。

共通テストの比率が高い大学でも、だいたい共通テスト:個別試験=1:1の比率です。その中で共通テストは900点中100というところが多いので、結局総合点に占める点数は5%ほど。70点台を80点台に乗せるということは10点多く取るということですが、それは全体に対して0.5%のインパクトしかないのです。

医学部共通テスト対策|時間が足りなくなることはない。知識がすべて

英語・数学・国語は、時間がタイトなので処理スキルが求められます。しかし、社会で時間が足りなくなることはまずありません。ほぼ知識で点数が決まるので、予想問題集で演習を積むというより、参考書や『共通テストへの道』を通したインプットをメインに行っていってください。